「一緒に何か奇妙なものを作ろう」。これは、私たちの多くと同じように新型コロナウイルスのパンデミックによって外出を控えているアーティストの友人数人に、アーティストのダニエル・デンジャーが与えた指示でした。その結果生まれた28人によるコラボレーション作品は現在公開中で、io9はこれをお披露目できることを大変嬉しく思っています。
「このプロジェクトを、ちょっとした現実逃避として提案したんです。『午後を過ごして、友達と楽しく気楽な時間を過ごそう』ってね」とデンジャーはio9にメールで語った。「最初は14人のアーティストから始まり、その倍に増えました。当時はみんなほとんど屋内に閉じ込められていて、壁がどんどん狭くなってきていました。参加アーティストたちに私が唯一指示したのは、部屋の中で、あるいは部屋そのものとして、自分たちの好きなように表現することだけでした。まるで閉所恐怖症の避けられない進化、あるいは振動であるかのように。一体どこまで奇妙なことになるというのでしょう?」
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答えは? かなり奇妙だ。
この作品(現在タイトル未定)は、様々なアーティスト(下記リスト)による28通りのアイデアの解釈を、18×24インチのスクリーンプリント2枚にまとめたものです。3種類のカラーバリエーションで、7月31日まで期間限定で販売されます。3セットはこちらです。



各画像は18×24インチのポスター2枚を並べて配置したものです。白黒セットは50ドル、他の2枚は70ドルです。この作品に協力したアーティストは以下の通りです。
アン・ベンジャミン
サラ・デック
マット・テイラー
クラリー・ハメル
マット・ライアン・トビン
ペイジ・レイノルズ/ファントム・シティ・クリエイティブ
ダニエル・デンジャー/タイニー・メディア・エンパイア
ジャック・ヒューズ
ジャスティン・エリクソン/ファントム・シティ・クリエイティブ
ロリー・カーツ
ジャスティン・サントラ
デイブ・クロック
トラック トーレンス/100% ソフト
ゲイリー・プルリン
ベッキーとフランク
アーロン・ジェームズ・パワーズ
ジャクリーン・デレオン
ダン・マッカーシー
マーク・アスピナル
ニコラス・モーグリー
ジョン・ヴォーグル
リッチ・ケリー
ポール・ジャクソン
ジェームズ・フレイムズ
シェーン・ヒルマン
ローワン・マコール
ナン・ローソン
カルバン・ライトゥリ
各パートを誰が担当したかを示した図がこちらです。

「コロナ禍でフリーランスのイラストレーターの多くは、まるで足元から絨毯が12枚も引き抜かれたような状況でした」とデンジャーは続けた。「ライブポスターで収入が主な人は突然コンサートができなくなり、コンベンションに出演していた人たちは突然、あらゆる種類の公共の集まりができなくなりました。3月上旬の3日間で1年分の給料が消えたと、私はひそかに推測しています。最初の頃は、多くの人がこれからどうすればいいのか、長々と話し合いました。手も時間もまだあったので「失業」したわけではありませんが、ただ突然、少し舵取りができなくなったのです。」
こうしてこの作品が完成しました。部屋のクローズアップ写真をいくつかご紹介します。
クリックしてスライドショーを開く
ご覧の通り、すべてのアーティストがデンジャーのアイデアを汲み取り、それを具現化しました。部屋の中には悲しいもの、恐ろしいもの、面白いもの、そしてただただめちゃくちゃなものまであります。しかし、それらを全て組み合わせると、私たちが生きているこの途方もなく奇妙で不安な時代を、ある意味完璧に要約していると言えるでしょう。
「これは私たちの人生における、とても奇妙な出来事として永遠に記憶されるでしょう」とデンジャーは言った。「だから、奇妙な形で記録してみるのはどうでしょうか?」
繰り返しになりますが、これらのプリントや、Danger のディズニー ポスターの再版を含むその他の新しいプリントは、tinymediaempire.com で今月末頃までご購入いただけます。
https://gizmodo.com/creating-during-covid-kevin-tong-talks-convention-woes-1843998736
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