Googleでお店を検索すると、そのお店の現在の在庫商品情報を含むポップアウトサイドバーが表示されることがありますよね?Googleは本日発表した契約で、このサイドバーを実現するスタートアップ企業を買収することに合意しました。
このスタートアップの名前はPointyで、報道によれば1億6000万ドル相当の契約によるGoogleによるアイルランド拠点のこの会社の買収により、Pointyは直接販売を促進したり、独自の製品在庫を維持したりすることなく、ウォルマートやアマゾンのようなオンライン小売大手との競争力を高めることができるようになるはずだ。
本日公開されたGoogleブログで、Googleの中小企業向け製品担当ディレクターであるピーター・チェイン氏は、Pointyが「何千もの地元小売業者が商品在庫をオンライン化するのに役立っている」と称賛しました。同様に、Pointyのウェブサイトへの投稿で、創設者のマーク・カミンズ氏とチャールズ・ビビー氏は、「人々がより大規模に地元の店舗や商品を発見できるよう支援する」ことを楽しみにしていると述べています。

Pointyの仕組みは、地元の小売業者がPointy製のバーコードスキャナーアクセサリまたはアプリを使用して店舗の販売システムに統合し、Googleが商品を追跡して関連商品を検索しているユーザーにその情報を表示できるようにするというものです。Googleはこのようにして「店舗の商品を見る」サイドバーに表示される情報を調整しており、GoogleとPointyは、これにより米国とアイルランドの多くの地元店舗が検索での露出度を高めたと主張しています。
買収の完了時期については公式のタイムラインは発表されていないものの、Googleは買収は「今後数週間」以内に完了すると予想していると述べています。一方、一般ユーザーにとって、Google検索結果はこれまでと変わらないと思われますが、今後は「店舗の商品を見る」画面に、大手から中小まで様々なオンライン小売業者の検索結果が表示されるようになると予想されます。