ジョナサン・メジャーズがマーベル・シネマティック・ユニバースにおけるカーンの本質を解説

ジョナサン・メジャーズがマーベル・シネマティック・ユニバースにおけるカーンの本質を解説

『アントマン・アンド・ザ・ワスプ:クォンタマニア』の公開により、観客はマーベル・シネマティック・ユニバースの未来を真に垣間見ることになる。その名はカン。演じるのはジョナサン・メジャース。メジャースは昨年、『ロキ』で残されたスーパーヴィランとしてマーベルデビューを果たした。彼は今後のMCUに大きな影響を与えるであろうスーパーヴィランであり、次作のアベンジャーズ作品『ザ・カン・ダイナスティ』のタイトルにも彼の名前が冠されている。

ところで、カーンとは一体誰なのでしょうか?MCUではどのような役割を担っているのでしょうか?コミックを読むか、そのキャラクターを演じた俳優に聞いてみてください。今週行われた『アントマン・アンド・ザ・ワスプ:クォンタマニア』の記者会見で、メジャースは興味深い、そして期待を煽る答えを返しました。

「カングとは誰なのか? それは、私たち全員がこれからもずっと答えを探し続けることになる質問だと思います」とメジャーズは言った。「簡単に答えるとすれば、カングはタイムトラベルするスーパーヴィランであり、ネクサスの存在でもあるということです。これがバリアントという概念につながります。カングには複数のバージョンが存在します。『バージョン』とは『バリアント』のことです。彼らは異なる宇宙、多元宇宙に存在し、異なる意図を持っています。彼らは皆、異なる存在です。しかし、私たちも私も今もなお、そして今もなお、それらを貫く何かに取り組んでおり、何度も何度も改良を続けています。それが、私にとって、カングの遺伝子の要点なのです。」

メジャーズは、この「タイムトラベルするスーパーヴィラン」を演じるにあたり、予想もしなかったもの、つまり彼が恐怖に陥れる人々について研究する準備をしたと語った。

画像: マーベル・スタジオ
画像: マーベル・スタジオ

「準備は、監督が誰で、誰がヒーローなのかにかかっています」とメジャーズは言った。「敵役として、私たちはヒーローを追いかけているんですから…彼らを見て、なるほど、と納得するんです。相手がどんな人なのかを知らなければ、敵に回すことはできません。相手の正反対の人間を知らなければ、相手の希望や夢が何なのかを知らなければ。私の目的はそれを実現することです。自分の人生、自分の夢を叶えるために必要なものを手に入れるために、敵に回すのです。」

「それで『ロキ』ではトム(・ヒドルストン)と共演したんです」とメジャーズは続けた。「素晴らしかった。『残された男』とトム。ずっと彼を観察できたんです。ロックダウン中にこの機会が訪れたんです。だから、トム・ヒドルストンを1日に何時間も研究しました。それが終わった後、『よし、ポール・ラッド、出番だ!』って言って、彼を研究しました。彼のヒーローである同僚や同胞たちをみんな研究しました。それから監督やプロデューサーにも話します。そこには文化があるから。文化に身を委ねるんです」

メジャーズ氏は、マーベルの文化を、何世紀も前に俳優の一団がシェークスピアと共演していたときの文化に例えた。

「まるで昔のシェイクスピア劇団に入団したような気分です」と彼は言った。「シェイクスピアが舞台に立っている時…そしてシェイクスピアは、自分たちが何をしたいのか、とても明確な考えを持っています。主演俳優がいて、彼らがテンポとトーンを決め、僕たちはそこに入り込んで忙しくするんです。わかるでしょう? 劇の文化やストーリーはすべてそこにありますが、それは本当に変化しています。そのためには、自分が何をしているのか、自分のキャラクターは誰なのか、そのキャラクターの核となる部分、そして彼が何を目指しているのか、つまり彼らが何を求めているのかを、非常に明確に理解していなければなりません。だから、それを構築して、あとはひたすら全力で演じるだけです。少なくとも僕はそう思っていました。何かが変わるまでは、全力で演じるんです。」

そして、カンは確かにハードな演技を見せます。2月17日公開の『アントマン・アンド・ザ・ワスプ:クォンタマニア』で、その真価をぜひ実感してください。 


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