特許から、Appleが曲面ガラスiMacを開発中であることが示唆される

特許から、Appleが曲面ガラスiMacを開発中であることが示唆される

iMacは再設計が予定されており、Appleが最近取得した特許では、1枚の曲面ガラスで作られたオールインワンデスクトップが示唆されています。興味深いことに、この特許ではキーボードとタッチパッドの内蔵や、MacBookのディスプレイドックとして使用できる可能性も示唆されています。

この特許は昨年5月に米国特許商標庁に出願され、「ガラスハウジング部材を備えた電子機器」と題されています。概要では、この未来的なAIOは「ディスプレイ領域を定義する上部、入力領域を定義する下部、そして上部と下部を繋ぎ、上部と下部の間に連続した曲面を形成する遷移部を含むガラスハウジング部材を備えた電子機器」と説明されています。簡単に言えば、上部にガラスで覆われたディスプレイ、下部にキーボードまたはトラックパッド用の領域、そしてその間に連続した曲面を形成する遷移部が配置されているということになります。

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特許自体はかなり広範囲に定義されており、トラックパッドとキーボードが内蔵されているケースもあれば、別々になっているケースもあります。「以下の説明は、実施形態を一つの好ましい実施形態に限定するものではないことを理解されたい」と特許には記されています。もう一つ興味深い点は、タッチセンサー、力覚センサー、生体認証センサーがデバイスの潜在的な「入力部品」として言及されていることです。また、特許では本体にガラスが明示的に記載されていますが、プラスチック、セラミック、複合材などの他の素材も挙げられています。さらに、「透明な素材にテクスチャ加工またはつや消し加工を施した表面」の可能性も残されています。

イラスト: <a href=
USPTO” class=”size-full wp-image-1851706107″ />この図では、AIOディスプレイがMacBookのドックとして機能しているのがわかります。イラスト:USPTO

興味深いデザインの可能性の一つは、MacBookをドッキングできる点です。画像からもわかるように、MacBookは背面からドッキングし、一体型ディスプレイの大型ディスプレイを通して画面を見ることができるようになります。底面の開口部からは、MacBookのキーボードとトラックパッドが使えるようになります。

繰り返しますが、これはあくまで特許です。今後の動向を垣間見せてくれる可能性もある一方で、このデザインが日の目を見ない可能性もあるでしょう。それでも、少なくともAppleがiMacを完全に忘れたわけではないというのは、安心材料と言えるでしょう。

[特許取得済みApple]

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