レゴは、熱心なファンが地球の果てまで探し求めるセットを熟知しており、時にはまさにそうさせることもあります。史上最も象徴的なミニフィギュアの一つ、高さ11.8インチの特大バージョンを手に入れたいなら、デンマークのビルンにあるレゴの本拠地へ足を運ぶ必要があります。
1978年に登場し、その後8,000体以上のミニフィギュアに採用されることになる高さ1.5インチの鉤爪を持つミニフィギュアの40周年をレゴが祝ったのは、つい昨日のことのように思えますが、実は5年前のことでした。今年はミニフィギュア45周年の節目であり、この節目を祝して、レゴは最も象徴的で認知度の高いミニフィギュアの一つに、もはやミニとは言い難い、豪華なアップグレードを施したブロック組み立て式の赤ひげ船長をリリースしました。

オリジナルの赤ひげ船長のミニフィギュアは、同じく象徴的な海賊船「ブラックシーズ・バラクーダ号」とともに1989年にデビューしました。この船もレゴ社によって2020年に2,545ピースにアップグレードされ復活しました。今回登場する特大サイズの赤ひげ船長は1,041ピースで構成されており、レゴの他の海賊セットとスケールは異なりますが、レゴのデザイナーたちは「製品開発に携わったデザイナーへの秘密の情報が詰まった宝の地図」など、より精巧なディテールを盛り込むことができました。赤ひげ船長は付属のディスプレイベースに座らせることができるだけでなく、よりダイナミックなポーズでディスプレイしたいファンのために、フル可動仕様となっています。

残念ながら、「A Minifigure Tribute」は、デンマークのビルンにあるレゴハウス(レゴとそのファンのための博物館兼ビジターセンターのような施設)でのみ限定販売される4つ目のレゴセットです。3月1日から85ドル前後で販売開始予定です。近いうちにデンマークに行く予定がない方は、来月eBayでこのセットを手に入れるには、それよりもはるかに高い金額を支払うことになるでしょう。
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