携帯電話メーカーは、汎用コンポーネントを詰め込んだつまらない携帯電話に RGB 照明を取り付けて、モバイル ゲーマーに迎合しようとしているように感じることがあります。しかし、Black Shark 4 では、Xiaomi は新しいことに挑戦しています。内蔵の触覚ショルダー ボタンを追加すると、実際に違いが出る可能性があります。
Red Magic 6やAsusのROG Phone 5といった側面にタッチセンサーを搭載したゲーミングスマートフォンとは異なり、Black Shark 4とBlack Shark 4 Proには、ランドスケープモードでトリガーとして使用できる物理ボタンが搭載されています。Xiaomiによると、このトリガーは軽い押し込みと強い押し込みを区別でき、誤操作を防ぐために未使用時にはロックも可能とのことです。私のことを伝統主義者と呼ぶ人もいるかもしれませんが、特にモバイルゲームに関しては、タッチ操作だけに頼るのではなく、実際に触覚で操作できる方がずっと良いと感じることがあります。
Black Shark 4は、背面にトリプルレンズカメラモジュールと小さなRGBライトを備えた、かなり落ち着いたデザイン(少なくともゲーミングフォンの中では)を特徴としていますが、その派手なXテーマの塗装がすべてのモデルでオプションであるかどうかは不明です。
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両モデルとも、144Hz のリフレッシュ レートと応答性に優れた 720Hz のタッチ サンプリング レート (これまでの携帯電話で最高レベルのタッチ サンプリング レート) を備えた Samsung 製の 6.67 インチ AMOLED スクリーンを搭載しているほか、120 ワットの超高速有線充電と、十分な容量の 4500 mAh バッテリーを備えており、Xiaomi によれば、バッテリーが完全に放電した状態から 15 分以内にフル充電できるとのことです。

残念ながら、最高のパフォーマンスを望むなら、より強力なSnapdragon 888プロセッサ(標準のBlack Shark 4はSD 870)と、携帯電話が従来のストレージのようにメモリを使用できる特別なRAMDISKを備えた、より高価なBlack Shark 4 Proを選択する必要があります。Xiaomiによると、これにより特定のアプリのパフォーマンスが大幅に向上します。
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その他のスペックとしては、RAMは8GBまたは12GB、ストレージは最大256GB。最上位機種のBlack Shark 4 Proには、16GB RAMと512GB構成が用意されています。専用の3.5mmヘッドホンジャックに加え、Android 11ベースのJOYUI 12.5に搭載された、パフォーマンスブーストやサイレントモード設定といったゲーム向けのソフトウェア調整機能が多数搭載されています。

Black Shark 4とBlack Shark 4 Proの中国での価格はそれぞれ2,499元(約385ドル)と3,999元(約615ドル)からとなっており、Xiaomiの新型ゲーミングスマートフォンもかなりお買い得になるかもしれません。Red Magic 6は約585ドルから、ROG Phone 5はさらに高く、約950ドルからとなっています。
ここ数週間で 3 台の新しいゲーム用携帯電話が発表されたため、モバイル ゲーマーはすぐに携帯電話の選択肢が大幅に増えるはずです。