ダース・ベイダーが新たな悪役スター・ウォーズ・アンソロジーコミックに登場

ダース・ベイダーが新たな悪役スター・ウォーズ・アンソロジーコミックに登場

ダース・ベイダーは長年にわたり、様々なクリエイターによる単独コミックを刊行してきました。中には良作もあれば、奇妙な作品もありましたが、いずれも、かつてアナキン・スカイウォーカーとして知られたドラマクイーンが、没落後もなおなお魅力を放つ理由を巧みに描き出しています。ベイダーは数十年にわたり、スター・ウォーズの世界で恐ろしく威圧的な存在であり続けており、ルーカスフィルムにとって、その事実を私たちに思い出させること以上に嬉しいことはありません。

というわけで、『スター・ウォーズ:ダース・ベイダー - ブラック、ホワイト、レッド』は、サイボーグのシス卿を主人公とした全4巻のコミック・ミニシリーズです。週末に先駆けてStarWars.comで発表されたこのアンソロジーは、ベテランコミック作家によるダース・ベイダーを中心とした物語を収録したもので、その最大の特徴は、ご想像の通り、すべて黒、白、赤で表現されていることです。ムーンナイトやウルヴァリンといったキャラクターが登場するマーベルコミックの最近のトレンドを踏襲しており、スター・ウォーズとしては初めてカラーで構成されたストーリーテリング形式を採用しています。

『ブラック・ホワイト・アンド・レッド』の最大の注目点は、ライターのジェイソン・アーロン(『アベンジャーズ』、『マイティ・ソー』)がスター・ウォーズの世界へ復帰したことです。アーロンは2015年のスター・ウォーズシリーズの旗艦作『ダース・ベイダー・ダウン』と2016年の『ダース・ベイダー・ダウン』を手掛け、現在はレナード・カーク(『セイバートゥース』、『オールニュー・ウルヴァリン』)が描くアンソロジーシリーズに4号分のストーリーを執筆しています。「ダース・ベイダーがこれほど壮大な形でその力を解き放つことができるのは本当に嬉しかったです」とアーロンは語ります。「再びダークサイドに目覚め、ベイダーをさらに危険な状況に追い込み…そして彼がどうやってそこから抜け出すのかを見るチャンスを逃すわけにはいきませんでした。」

『ブラック・ホワイト・アンド・レッド』のクリエイター陣には、トルン・グロンベック(『ジェーン・フォスター&マイティ・ソー』、『パニッシャー・ウォー・ジャーナル』)、そしてヴァリアントカバーアーティストのピーチ・モモコが参加することが発表されています。このアンソロジーは、グロンベックにとってスター・ウォーズ初の執筆作品であり、モモコにとって同シリーズのコミック本編アーティストとしての初参加となります。グロンベックは、「ポップカルチャー史上最も象徴的な悪役」を描けたことは楽しい経験だったと語り、自身の物語は「スター・ウォーズ・ユニバースの冷酷な現実を垣間見せてくれるだけでなく、ベイダーの最も狡猾で暴力的な姿を描いています」と付け加えました。

画像: マーベルコミック
画像: マーベルコミック

『スター・ウォーズ:ダース・ベイダー - ブラック、ホワイト、レッド』の第一号は4月26日に発売される。


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