HBO Maxの『DMZ』ドラマ版、戦争で荒廃したマンハッタンの住民を演じるキャストに9人を追加

HBO Maxの『DMZ』ドラマ版、戦争で荒廃したマンハッタンの住民を演じるキャストに9人を追加

エイヴァ・デュヴァーネイ監督によるHBO Max向け実写版『ヴァーティゴ』では、内戦で荒廃したマンハッタンが、アメリカ合衆国を壊滅させた内戦のさなか、残された数少ない「安全地帯」の一つとなる。しかし、非武装地帯(DMZ)に住む人々の生活は、決して平和とは程遠い。

ブライアン・ウッドとリカルド・ブルキエリによるコミック『DMZ』は、戦争勃発から5年後にマンハッタンへ旅したジャーナリストの冒険を描いていたが、HBOのシリーズは、息子を探して島に戻ってきた衛生兵アルマ・オルテガ(ロザリオ・ドーソン)を中心に展開する。アルマはDMZの廃墟を旅しながら、島の支配権を争う島で最も冷酷なギャングのリーダーの一人、パルコ・デルガド(ベンジャミン・ブラット)をはじめとする人物たちに遭遇する。DMZは危険に満ちているが、アルマは戦争勃発時に避難できなかった島民の中から多くの味方を見つけることになる。

上段、左から:ルティーナ・ウェズリー、レイ・ガレゴス、メイミー・ガマー。下段、左から:アガム・ダルシ、ノラ・ダン、ジェイド・ウー。
上段左から:ルティーナ・ウェスリー、レイ・ガレゴス、メイミー・ガマー。下段左から:アガム・ダーシ、ノラ・ダン、ジェイド・ウー。画像:DCコミックス/HBO Max

今週、DCコミックスは番組に9人の新キャストが加わることを発表しました。彼らは皆、アルマが息子を探す旅を通して人々の人生に予期せぬ出来事をもたらす『DMZ』のストーリーに何らかの形で関わっていきます。ルティーナ・ウェズリー(『トゥルーブラッド』)、レイ・ガレゴス(『アニマル・キングダム』)、メイミー・ガマー(『トゥルー・ディテクティブ』)、アガム・ダーシ(『ファニー・ボーイ』)、ノラ・ダン(『ザ・ビッグ・リープ』)、ジェイド・ウー(『ルーク・ケイジ』)、フアニ・フェリス(『ハーレム』)、ヴィーナス・アリエル(『NCIS: ニューオーリンズ』)、ヘンリー・G・サンダース(『クイーン・シュガー』)が、『DMZ』の全4エピソードに出演予定です。アルマの旅路で出会う人物たちだということ以外、具体的なキャラクターの詳細は明らかにされていません。

デュヴァーネイは『ウエストワールド』のロベルト・パティーノと共に製作総指揮を務めるほか、『DMZ』の第1話を監督し、残りの3話は『ジュース』や『ウォーキング・デッド』の監督アーネスト・ディッカーソンが監督を務める。『ウォッチメン』の脚本家カーリー・レイも『DMZ』の脚本家として発表されており、一連の発表を総合すると、HBOは『DMZ』を次なる大ヒット作の一つにし、コミックのストーリーがスーパーヒーローやエイリアンだけではないことを視聴者に思い起こさせる作品にしたいと考えているようだ。

DMZのパイロット版の撮影は昨年終了しましたが、プロジェクトは現在も制作中であるため、番組がどのようなものになるのか、詳細がわかるまではまだ時間がかかりそうです。


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