『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』が劇場公開されてまだ1週間しか経っていないのに 、反響や評価は賛否両論だ。映画を観た人(あるいはオンラインであらすじを読んだ人)は、映画の様々な部分、特に結末について様々な感想を述べている。監督のトッド・フィリップスと主演のホアキン・フェニックスはすでに結末について(そしてどのようにして結末を思いついたのかについても)語っているので、今度は映画のキーマンである彼が、結末について意見を述べる番だ。

リー(レディー・ガガ)に完全に拒絶され、アーカム・アサイラムに戻されたアーサー(ホアキン・フェニックス)は、コナー・ストーリー演じる囚人仲間に近づきます。彼は映画を通して彼を密かに監視していました。囚人はアーサーに冗談を言い、彼を刺殺した後、グラスゴーのあのお決まりの笑顔を自らの顔に刻みます。こうして、彼はジョーカーの座を自ら手に入れたのです。
TMZの取材に対し、ストーリーは、結末がファンに何らかの感情を抱かせたことに特に驚きはないと答えた。多くの人と同じように、初代『ジョーカー』 がいかに「生々しく、汚い」ものだったかを考えると、ミュージカル化されると聞いて驚いたのは事実だ。しかし、彼自身としては、賛否両論の意見は避けられないものであり、ある意味当然かもしれないと考えている。「退屈だったり、ピカピカにきれいごとだったりするよりは、賛否両論の意見が分かれるほうがいい」と彼は言った。「自分の選択を支持しない人々を生み出す可能性を知らないまま、あんなに大きく舵を切ることはない」
ストーリーはフィリップス監督の「大胆な決断力」を称賛する一方で、『フォリ・ア・ドゥ』 を秘密のオリジンストーリーとして考えたことは一度もないと語った。(どうやら、アーサーを殺す以外に映画の中で何が起こるのか、彼自身も知らなかったようだ。)『ジョーカー』がいかに重要な作品であるかは当然理解しているものの、「あの結末が何を意味するのか、どこへ向かうのかは考えていない」と強調した。「これはホアキンの映画であり、私の役割はそこにある、ということがはっきりと分かっていました。[…] あれはアーサーの物語の一部であり、その後に他の何かになるというよりも、むしろアーサーの物語の一部なのです」
『ジョーカー:フォリエ・ア・ドゥ』 は現在劇場で上映中です。
[Variety経由]
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