Googleの「Help Me Script」でスマートホームの自動化を実現

Googleの「Help Me Script」でスマートホームの自動化を実現

スマートライトを夕暮れ時に点灯させるプログラム方法がわからない?そんな時は、AIに頼んでみましょう。GoogleのAI生成機能「Help me script」が、今週からベータテスター向けに提供開始されました。この機能を使えば、堅牢なホームオートメーションを実現できます。コードをコピー&ペーストするだけで、すぐに使えます。

「ヘルプミースクリプト」は、Google Homeアプリの刷新プレビュープログラムに登録しているユーザー向けに数日前から公開されています(待望のリニューアルはまだ初期段階です)。このスクリプトは、デスクトップブラウザでhome.google.comの「自動化」タブからのみアクセスできます。プログラムに参加している場合、スクリプトエディタモードに入ると、画面左側に生成AIボットが表示されます。ただし、プロンプトを入力する前に、Googleは特定の利用規約への同意を求めます。

ウェブ上の Google Home スクリプト エディタの例。
ウェブ上のGoogle Home Script Editorの例。スクリーンショット:Florence Ion / Gizmodo

先月、Googleは「Help me script」がスマートホームの使い慣れたルーチンのプログラミングを支援すると予告しました。正式には公開されていませんが、Googleが昨年AI機能を売り込んできたことを考えると、この機能はまさにタイムリーです。Googleは私に早期ベータ版へのアクセスを許可してくれましたが、実際に使ってみる勇気が出るまで数日かかりました。

幸いなことに、「Help me script」エディタを使うのに、コードの知識は必要ありません。テキストブロックをコピーして、スクリプトエディタに直接貼り付けるだけです。貼り付ける前に、そこに表示されている指示を必ず消してください。画面は上記のスクリーンショットのようになります。

コーディングは、私のようにほとんど触ったことのない人間にとっては、途方に暮れるほど大変な作業です。「Help me script」は、Google Homeのスクリプトエディタをより使いやすくし、より多くの人に使ってもらうことを目的としています。仕組みがわかったら、AIを使って簡単なホームコマンドを翻訳しました。Nest AudioやPixel 8といった周囲のGoogleアシスタントデバイスに音声で指示するのと同じように、コマンドを入力しました。Google Homeのモバイルアプリからコードにアクセスして編集することもできました。

コードジェネレーターで動作するコードを生成するために、具体的なコードを記述する必要はありません。しかし、入力したものは現実世界で動作する必要があります。「ヘルプミーエディター」に、午後8時にオフィスの照明を消すスクリプトを書いてもらいましたが、ポッドキャスト配信中の水曜日には消灯しませんでした。しばらく前から問題になっていたスマート電球でエラーが何度も発生しました。しかし、スクリプトエディタで使われるマークアップ言語YAMLを必死に覚えるよりも、スマートフォンのGoogle Homeアプリを使って、普段通りにルーチンをプログラムしました。確かに面倒でしたが、最終的にはエラーは一切ありませんでした。

つまり、AIを搭載した便利なスクリプトエディタがあっても、スマートホームのメンテナンスは依然として面倒だということです。コードや接続されたガジェットをいじるのが好きな方は、Google Homeのパブリックプレビューに登録して「ヘルプミーエディタ」を試してみてください。

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