来年はゲームボーイカメラのデビュー25周年の記念すべき年ですが、1998年当時でさえ非常に限られた機能であったにもかかわらず、ピクセル化された美学を愛する熱心なゲームボーイカメラ写真家がいまだに存在し、適切なレンズと互換性のあるこの3Dプリント可能なカスタムシェルを気に入ってくれるでしょう。
ゲームボーイカメラは、多くの人にとって初めて手にしたデジタルカメラでした。発売時の価格は90ドルで、当時入手可能な本格的なデジタルカメラ(1,000ドル近く)よりもかなり安価だったからです。任天堂が90ドルでデジタルカメラを消費者の手に届けることができたのは簡単でした。ゲームボーイカメラは、わずか4階調のグレースケールで、128 x 128ピクセルという非常に限られた画素数しか撮影できなかったのです。これは、今日のデジタルカメラの性能と比較すると、0.001434メガピクセルに相当します。
しかし、何十年も前のタイトルのグラフィックが限られているにもかかわらず、レトロゲームの熱心なファンがいまだにいるのと同じように、ゲームボーイカメラで撮影し、ローファイな美観を犠牲にすることなくその機能をアップグレードしたいと考えている人もまだたくさんいます。

2BitToysのCamera+はまさにそれを約束します。これはゲームボーイカメラの交換用シェルで、ゲームボーイでの撮影時のエルゴノミクスを向上させるだけでなく、純正カメラレンズを簡単に取り付けたり、フィルターを使用したりできる機能も追加されています。この交換用シェルは3Dプリント可能で、「元のカートリッジのパーツを可能な限り再利用」するように設計されています。ゲームボーイカメラの純正ネジを使用して組み立てられ、アップグレードは完全に元に戻せるため、後でゲームボーイカメラの中身を元のシェルに戻したい場合でも、簡単に元に戻すことができます。

Ko-Fi から Camera+ 用の STL および STP 3D 印刷ファイルを約 12 ドル (10 ポンド) で購入できますが、CS マウント レンズ (通常 16 ミリの映画用カメラや CCTV セキュリティ カメラで使用) で使用する場合は、5 ミリの C-CS レンズ アダプターに約 5 ドル、さらにそれを固定するための強力な接着剤も必要になります。
このアップグレードによって、ゲームボーイカメラで撮影した画像が高価なミラーレスカメラで撮影したように見えるようになるわけではありませんが、ゲームボーイカメラの撮影者にフレーミングに関してより創造的な自由を与え、アクセサリの非常に限られたパレットに少し色を加えたい人のために、ズームレンズや広角レンズ、さらにはフィルターも使用できるようになります。