Facebookのフィードがディープステートに関する突飛な憶測で溢れているなら、それはあなたのせいかもしれない、とFacebookの調査で明らかになった。Facebookの研究者2人とハーバード大学の研究者1人が、あなたの友達アクティビティを分析して偽アカウント(シビル)を検出するアルゴリズムをテストした。論文によると、誰からの友達リクエストでも承認してしまうような一部の人々は、偽アカウントの標的にされる可能性が高いことが分かった。だから、そんなことはやめよう。
Facebookは偽アカウントの摘発に誇りを持っており、その成果を積極的に公表しています。同社は2019年第1四半期に22億以上のアカウントを無効化したと発表しており、そのほとんどが「アカウント作成後数分以内」に無効化されたと、このレポートは伝えています。しかし、これらの偽アカウントの中には、実在のユーザーと繋がるほど長く存続するものもあり、レポートによると、Facebookの月間アクティブユーザー23億7000万人のうち5%が偽アカウントだったことが明らかになっています。



論文によると、偽アカウントはターゲットを巧妙に見極めているという。実在する人の大多数は偽アカウントからのリクエストを拒否する傾向があるが、少数のグループは偽アカウントと実在アカウントを同等に受け入れており、こうした無防備なユーザーは格好の餌食となっている。「一部のユーザーにとっては(他のユーザーとは限らないが)、リクエストが偽アカウントか実在アカウントかは、承認するか拒否するかの決定に大きく影響する」と研究者らは指摘し、高い承認率と偽アカウントからの友達リクエストの間に相関関係があることを指摘している。このことからFacebookは、熱心すぎる承認者の決定は、友達が偽アカウントである可能性が高いというシグナルとなり、「レバレッジ」効果をもたらす可能性があると推測している。
より洞察力のある方であれば、論文によると、あなたを友達に追加した見知らぬユーザーは本物である可能性が高く、あなたが拒否することで偽アカウントを見抜くのに役立つ可能性があるとのことです。「(SybilEdgeアルゴリズムは)知識豊富な本物のユーザーによる数回の拒否だけで、悪質なアカウントを悪質アカウントとしてフラグ付けします」と研究者たちは書いています。
誰も信じないで。親切にするとFacebookが台無しになる。甘い通知に心が痛むなら、一日を乗り切るためのボタンがあります。