故郷の街と同じく、レゴの9,036ピースからなるローマコロッセオは、すでに同社史上最大のセットの座を射止めています。このランドマークの発表から半年後、レゴの新しい世界地図セットが11,695ピースで記録を塗り替えました。これらのピースのほとんどは、熟練のビルダーでさえも忍耐力を試すような小さなシングルスタッドのドットで構成されています。
ワールドマップは、レゴのアートセットの続編です。このセットは、入手可能な最小のピースを使って精巧なプラスチックブロックのモザイクを作り上げるものです。これまで、マーベルのキャラクター、ディズニーのマスコット、さらにはビートルズといったポップカルチャーのアイコンがセットに含まれてきましたが、今回のアートセットはより大型化し、ある程度のカスタマイズ性を備えた世界地図を作成することができます。
すでに実際に触ったことがあるザ・ブラザーズ・ブリックによると、これまでで最大のレゴセットであるにもかかわらず、セットの11,695個のピースはわずか32種類のレゴ要素で構成されているため、パーツだけを目当てに公式セットを購入する人は、このセットは避けた方が良いとのことだ。

これらの要素には、黒いベースプレート、後でフレームを組み立てるために使用する白いピース、そして何千もの小さな色付きのドットが含まれます。組み立てプロセスをより管理しやすくするために、マップは12の小さなセクションに分割されており、完成したら大きなピースに組み立てられます。これは、基本的に説明書の画像を点ごとに一致させるというものです。

モジュール式の組み立て方式は、カスタマイズ性にも優れています。12個の小さなセクションを組み立てる方法次第で、自分だけの世界を前面に出すことができます。レゴは、海の表現に自由な創造性を取り入れることを推奨しています。説明書に忠実に従って、正確な深度マップで世界の海を再現することも、独自の斬新なデザインを作ることも、あるいは説明書を一切使わずに、白黒のシンプルな世界を再現することもできます。
レゴの世界地図は6月1日から250ドルで発売される予定で、11,000個を超える小さな点を貼り付けても気が狂いそうにならない精神状態になるのに約1週間かかります。