GoogleマップにLGBTQ+経営のビジネス向けラベルが登場

GoogleマップにLGBTQ+経営のビジネス向けラベルが登場

Googleは、マップと検索に新たなラベルを導入しました。これにより、企業はLGBTQ+経営であることを自ら証明できるようになります。これは、ユーザーが地元のビジネスを見つけ、支援することを目的としてGoogleマップに既に導入されている一連のラベルに追加されたものです。また、関連するハラスメントを報告する機能も備えています。

同社は水曜日に、Googleで認証済みのビジネスプロフィールを持つ米国の事業者が利用できる新機能を発表しました。プラットフォーム上には、黒人経営、ラテン系経営、退役軍人経営、女性経営のビジネスといったラベルが既に存在します。これらのラベルは、コミュニティのメンバーではなく、事業主自身が追加する必要があります。追加されたラベルは、GoogleマップとLGBTQ+経営のビジネスの検索結果に表示されます。Googleは現在、自己識別ラベルを検証するシステムを導入していませんが、ラベルが事業者自身によって追加されたことを明確にしています。

イラスト: Googleマップ
イラスト: Googleマップ

Google はすでに、LGBTQ+ フレンドリーなビジネスを探している人向けのツールとリソースを用意しており、ビジネスオーナーは Google マップや検索結果に「LGBTQ フレンドリー」「トランスジェンダーのセーフスペース」「ジェンダーニュートラルなトイレ」などの特定のラベルを追加できます。

「これは、世界中で利用可能なLGBTQ+フレンドリーとトランスジェンダーセーフスペースの属性に関する当社のこれまでの取り組みを基にしており、企業のみがプロフィールに追加できる、より客観的な属性を提供します」と、グーグルの製品およびマーケティングインクルージョン責任者であるマッケンジー・トーマス氏は声明で述べた。

ラベルを追加するには、ビジネスオーナーはプロフィールにアクセスし、「プロフィールを編集」をクリックして「ビジネス情報」を選択する必要があります。「その他」タブには、ビジネスオーナーが識別できるカテゴリのリストが表示されます。Googleには、ラベルのせいで顧客から受けた嫌がらせやハラスメントをビジネスオーナーが報告できるシステムもあります。「選択したIDを持つ人物があなたのビジネスを所有していると認識したせいで、否定的または中傷的なレビューを受けたと思われる場合は、報告することができます」とGoogleは述べています。「Googleは各報告を調査し、適切な措置を講じるよう努めます。」

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