近年のスター・ウォーズ作品では、物語的に言えば、 その世界観がひどく狭く感じられることが多々ある。しかし、はるか彼方の銀河系は計り 知れないほど広大であることを改めて思い起こさせてくれるのは、いつ見ても嬉しいものだ。特に、その銀河系の巨大で最新の公式地図という、とてつもなくオタクっぽい方法でそれを思い起こさせてくれるならなおさらだ。
本日、スター・ウォーズの公式 ウェブサイトは、スター・ウォーズの過去と未来の時代を描いた独自のインタラクティブなタイムラインと並んで、スター・ウォーズの銀河のアップデートされたセミインタラクティブマップを公開しました。2009年に参考書籍「スター・ウォーズ:エッセンシャル・アトラス」用に最初に公式に作成されたバージョン(その後複数回アップデート)に基づいており、最新バージョンでは 、 アンドーのナルキナ、 バッド・バッチのパブー、ティモシー・ザーンの正史スローンで探検されたチス・アセンダンシーの世界など、 最近のスター・ウォーズの歴史上の場所が取り上げられています。マップ上の参照グリッドや、属するセクターとリージョンを含む、マップに示されたすべての星系のリストもあります。 スター・ウォーズのRPGファン、ファンフィクション作家、その他多くの人々、喜んでください!
新しく更新された地図に関するサブスタックの投稿で、DK デザイナーの Christopher Ibbit 氏などと共に最新の地図の作成に取り組んだライターの Jason Fry 氏は、新しく復元されたページには、今後のストーリーで新しい場所を反映するために地図を定期的に更新することや、スターウォーズの世界のすべてを 一度に見るのはちょっと多すぎて今はよだれを垂らしきれないという人のために、地域やセクターごとに再設計された地図を提供することが計画されていると述べています。

公式サイトでは、マップ自体を最大まで拡大して見やすくすることもできますが、このように全体をじっくりと眺めるだけでも息を呑むような美しさがあります。言葉やハイパースペースの航路がぼやけ、宇宙の領域と銀河の公式セクターが混ざり合う様子は、 スター・ウォーズの銀河が まさに銀河であることを改めて実感させてくれます。本当に 広大です!
一方の端にいる人々は、もう一方の端で何が起こっているのかを見ることも知ることもできません。 『新たなる希望』でルークがタトゥイーンが深淵の核の明るい光から遠く離れているように感じたというセリフは、銀河の存在の「中心」と宣言された場所からタトゥイーンがどれだけ離れているかを目の当たりにすると、はるかに現実味を帯びてきます。 スター・ウォーズがアーカイブ史や神話創造に強い関心を抱いていることはさておき、現代において地図にこだわった物語が数多く存在するという事実は、これらの地図が広大な宇宙的スケールで表しているもののスケールの大きさを目の当たりにすると、ある意味でより深く心に響くものとなります。
それは、宇宙に関する他のテーマ的アイデアも、はるかに壮大で影響力のあるものにします。たとえば、アンドアでのネミックの宣言が、 宇宙のごく一部の小さなレジスタンス組織の若者の一言から、ISBの中心であるコルサントにまで広がり、ヤヴィン4にまで広がり、パルタガス少佐が絶望的に認めているように、 あらゆる場所にまで及んだという考えなどです。クローン戦争の戦火はこの宇宙で燃え盛っていました。帝国に対する反乱軍は、孤立した小規模な組織から、世界中に構成員を持つ統一された同盟組織へと火花を散らし、繁栄しました。レジスタンスは数年後にこれを繰り返し、これらの星系全体から人々を集め、銀河の辺境で待ち伏せするファースト・オーダーに対抗しました。そしてそうです、フォースそのものが、宇宙中のすべての明るい光の中のすべての生き物を結びつけているのです。
スター・ウォーズは、本当に、本当に壮大な作品です。ここに描かれているように、その物語は、ほとんど理解不能なほど広大なサンドボックスの中で、どんなことでも、どんな形でも展開できます。広大な空間があれば、 あらゆるものが動き、その先へ進むことも可能です。スター・ウォーズは常に、自由で可能性に満ち溢れた作品 であるべきです。
確かに、銀河地図をただ眺めているだけでは、得られるものは多すぎる。しかし、時にはその全体像を知ることで、宇宙における自分たちの位置を理解することができる。たとえそれが『スター・ウォーズ』のような架空の宇宙であっても。
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