イマジナリーのデワンダ・ワイズが語る、子どもの恐怖との遊び方

イマジナリーのデワンダ・ワイズが語る、子どもの恐怖との遊び方

ブラムハウスとライオンズゲート製作の『イマジナリー』で、恐怖に立ち向かう時が来た。ジェフ・ワドロウ(『トゥルース・オア・デア』)が監督・共同脚本を務めた本作では、デワンダ・ワイズ(『ジュラシック・ワールド/ドミニオン』)がジェシカ役を演じ、ジェシカは家族と共に幼少期を過ごした家に引っ越してくる。緊張感あふれる家庭内の駆け引きが繰り広げられる中、ボロボロのテディベアで空想上の友達でもあるチャウンシー・ベアは、新しい継娘アリスを探し求める。ここから物語は急速に不気味な展開を迎える。

io9は最近、ワイズ監督に『イマジナリー』についてインタビューした。ワイズ監督は製作総指揮の一人として、本作の舞台裏で制作にも携わった。「この映画のどんでん返しがすごく好きなんです。でも、感情の核となる部分で、もし私がこの映画の中心にいて、いわばテーブルに着いて、登場人物たちの人生が可能な限り豊かで、真実味を帯びたものになるように尽力していなかったら、今の自分がどうなっていたか想像もつきません。映画のデザインにも関わっていたんです。まるで夢のようでした」と彼女は説明した。「壁のデザイン、ジェシカの子供時代の絵が蘇るような演出など、目に映るもの全てにたくさんの選択肢がありました…私のオタクなバックストーリーに基づいて、彼女に響くものを選び取るのは大変でした。本当に楽しい時間を過ごしました」

画像: ブラムハウス
画像: ブラムハウス

ワイズは、家族を軸に子供時代のトラウマを掘り下げたホラーストーリーを描けるという機会に、特に興奮していました。「子供時代を懐かしむ時、よく『ああ、最高だった。誰かが面倒を見てくれて、家賃もかからなかった』と思うものです。でも、すべての子供が恵まれた子供時代を過ごせたわけではないんです」と彼女は言います。「私たちの映画では、私が演じるキャラクターが幼い頃にとても辛い経験をし、観客は文字通りリアルタイムで彼女がその困難を乗り越えていく様子を見ることになります。[彼女の継娘]アリスにも同じことが言えます。幼いアリスが恐ろしく計り知れない経験をし、それを乗り越えていく姿を見ることになるのです。特に若い観客、若い映画ファンにとって、ホラー映画の役割は恐怖を体験させること、『ああ、本当に怖かったけど、大丈夫』と体験させることです。それが私が願っていること、最終的に願っていることです」

『イマジナリー』は今週の金曜日に劇場で公開されます。


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