安全な旅行が再開されるのを心待ちにしている今こそ、モバイル機器をアップグレードする絶好の機会です。これまで使っていたスタイラスペンはスタイラスペンとしてしか使えませんでしたか?もうそれだけでは十分ではありません。Adonitの新しいNote-Mは、裏返すとコンピューター用のマウスとしても使えるので、より良い選択肢になりそうです。
Apple Pencilと同様に、Note-Mスタイラスペンは2018年モデルのiPad、iPad Pro、およびそれ以降のモデルを含むAppleタブレットで使用できます。タブレットの端に磁石でくっつくので、(金属面など)保管にも便利ですが、充電はできません。側面にはUSB-Cポートがあり、確かにApple Pencilほど洗練されたデザインではありませんが、十分に機能します。(少なくともmicroUSBではありません。)
しかし、Apple Pencilの完全なクローンではありません。Adonis Note-Mには筆圧感知機能、傾き検知機能、ショートカットボタンすらありません。基本的にはiOSを操作するための指の代わりとなるものですが、より細いペン先でメモを取るのがはるかに楽になります。アーティストであれば、Apple PencilをNote-Mに替える必要はないでしょう。しかし、一日中複数のデバイスでスプレッドシートに埋もれているような人なら、Adonitの代替品は魅力的かもしれません。

Note-Mの反対側、通常は鉛筆の消しゴムに相当する部分には光学センサーが搭載されており、スタイラスを反転させてほぼあらゆる表面でマウスのように使用でき、約5mmの距離からでも操作できます。スタイラス側面の小さなボタンは左右のマウスボタンとして機能し、指を上下にスライドさせることでスクロールホイールとして機能します。
バッテリー駆動時間はスタイラスモードで10時間、マウスモードではわずか5時間とされており、9月4日に発売予定です。価格は80ドルです。Adonitは、Note-Mとほぼ同等のInk-Mも発表しています。こちらはSurfaceタブレット、Windowsタブレット、2in1タッチスクリーンノートパソコンで使用できるように設計されています。こちらも80ドルで発売されますが、スタイラスモードでの使用時に筆圧感知機能とショートカットボタンが追加され、機能性が向上しています。