誰もが『ジュラシック・ワールド』を好きというわけではありませんが、『ジュラシック・パーク』は誰もが大好きです。だからこそ、ほとんどの人が『ジュラシック・ワールド ドミニオン』に少なからず期待しているのです。オリジナル版以来初めて、サム・ニール、ローラ・ダーン、ジェフ・ゴールドブラムのスターたちがスクリーンで共演します。しかも、クリス・プラットやブライス・ダラス・ハワードといった『ジュラシック・ワールド』のキャスト陣と共演するのです。これは本当に素晴らしいですね。
「これが全てを導いてきた道なんです」と、ユニバーサルから公開されたばかりの新作ビデオでプラットは語る。ビデオでは、前述の5人の俳優全員が、新作映画の映像を交えながら、ジュラシック・パークの世界に戻ることの意味について語っている。正直に言うと、『ジュラシック・パーク』の舞台裏映像も含まれている。いや、むしろそちらの方が楽しめるかもしれない。
ということで、良い部分です。ジュラシック・パークの新旧スターたちが、シリーズ復帰への興奮を語り尽くしています。共同脚本・監督のコリン・トレヴォロウは、本当に本作を「真実の、神に誓って、地獄のように恐ろしい冒険」に仕上げることができるのでしょうか? そうなることを心から願っています。
残念なのは、特典映像の公開に合わせて新しいポスターも公開されたことです。ところで、このポスター、あまり好きじゃないんです。見てください。

ジュラシック・パークといえば、シンプルで印象的なポスターを思い浮かべるでしょう。ロゴ。恐竜一頭。そして、もしこの映画でそれをやったら、一般の観客はスターたちが全員戻ってきていることに気づかないかもしれない、それは全く理解できます。「ジュラシック・ワールド3」じゃないけど、ジュラシック・パークのキャラクターも戻ってきました、みたいなタイトルですからね。とはいえ、マーケティング上の必要性はさておき、これまでほぼ常に強力なマーケティング素材を使ってきたシリーズが、こんなつまらないフォトショップ加工のコラージュに手を出してしまうのは、少し残念です。フォトショップ加工のコラージュとしては悪くないですが、素晴らしいとも言えません。
映画がポスターではなく、予告編のような作品になることを願っています。6月10日公開です。
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