Apple TV+の『テッド・ラッソ』は、苦戦する英国のサッカークラブを助けるために雇われた気さくなアメリカンフットボールのコーチについての物語だが、ガジェットマニアたちは先週金曜日のエピソードで発見された別のもの、つまりノッチのない可能性のあるiPhone 13について話題にしていた。
テッド・ラッソのキャストは番組内で頻繁にApple製品を使用していますが、鋭い観察眼を持つ視聴者は、登場人物がメッセージを確認するためにiPhoneを取り出すシーンで異変に気づきました。上の写真でわかるように、ノッチ(切り欠き)が見当たりません。背面はiPhone 12のようですが、前面には、誰もが愛し、何の違和感もなく尊敬しているあの独特のノッチがありません。また、この端末のデフォルトの壁紙はiOS 14と同じようです。

Appleは秘密主義で有名なので、これがiPhone 13からノッチが消えることを意図的に示唆しているとは考えにくい。とはいえ、iPhone 13にはノッチがはるかに小さくなるか、パンチホール型のセルフィーカメラが搭載されるという噂は数ヶ月前からあった。しかし、今年のiPhoneに完全にノッチのないディスプレイが搭載されることはないと考えられている。また、これは編集後の編集過程で意図せずミスになった可能性もある。というのも、同じエピソードには、ノッチがはっきりと見えるiPhoneのクローズアップショットが複数あるからだ。もっとも、Twitterユーザーはノッチのないスマートフォンを複数発見したようで、真偽のほどは誰にも分からない。
『テッド・ラッソ』ではCGIがかなり多用されており、特に架空のサッカーチームAFCリッチモンドが満員のスタジアムで試合をするシーンで多く使われています。(The Mary Sueの素敵な動画を見れば、これらのVFXショットがどれほど大規模に使われているかが分かります。)また、インターネット上では、意地悪なロイ・ケントを演じる俳優ブレット・ゴールドスタインも、アップル社の陰謀の一環として、何らかの理由で完全にCGIで作られたキャラクターではないかという憶測が広がっています。後者は明らかに突飛な説ですが、CGIがこの番組のDNAの一部であることを考えると、編集者がうっかりCGIを使いすぎてしまった可能性も否定できません。
ちょっとしたうわさ話か、それとも完全な失言かはさておき、iPhone 13がどんなデザインになるかを知るのにそれほど長く待つ必要はないだろう。噂によると9月17日に発売されるとのことなので、今後数週間のうちにiPhone発表イベントに関する情報が出てくるはずだ。