『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップス』の最新予告編はまさにレトロ風

『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップス』の最新予告編はまさにレトロ風

映画界のスーパーファンタスティックな夏は『スーパーマン』の公開とともに始まりましたが、マーベル・スタジオの『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップス』 が、その夏がそう遠くないうちにやってくることを知らせてくれます。

『ファンタスティック・フォー』の最新予告編が公開され、マン・オブ・スティールのテーマにマッチした、心温まるレトロな宇宙時代の雰囲気が漂います。前作のバーベンハイマーとは異なり、このスーパーファンタスティック2本立ては、コミックのシルバーエイジへの回帰を予感させる作品となっています。ぜひ以下をご覧ください。

本作の最新予告編では、60年代のテレビ番組や映画のCM風のスタイルが採用されています。ファンタスティック・フォーのアンサンブルが登場し、それぞれの能力がさらに披露されます。『奥さまは魔女』を彷彿とさせるノスタルジックな雰囲気は、『ワンダヴィジョン』にも通じるものがあり、Disney+シリーズで知られるマット・シャックマン監督の演出にはうってつけです。さらに、映画の予告編の声優に、彼らの紹介シーンのナレーションを昔風にアレンジしてもらい、スーパーパワーの披露シーンもレトロなスタイルに仕上げています。まさに圧巻です!

F4グリム
© マーベル・スタジオ
F4 ジョニー
© マーベル・スタジオ
F4リード
© マーベル・スタジオ
F4 スー
© マーベル・スタジオ

 ファンタスティック・フォーが描き出そうとしている時代設定に、予告編がより軽快なアプローチを取っているのが実に素晴らしい。アクションシーンでさえ、古き良きハリウッド映画を彷彿とさせつつも、現代的なセンスが光っている。ジョニーがベン・グリムのキャッチフレーズを真似しようとするシーンは実に巧妙で、ジョセフ・クインとエボン・モス=バクラックのチームコンビとしてのケミストリーをもっと見たいと思わせる。そしてもちろん、スー(ヴァネッサ・カービー)とリード(ペドロ・パスカル)が赤ん坊のリチャーズを抱く姿も見られる。シルバーサーファー(ジュリア・グラナー)とギャラクタスの脅威に赤ん坊が加わることで、緊張感が一気に高まる。どれほど緊張感が高いかって? まあ、もし彼らが時空を超えて現在のMCUタイムラインにたどり着くなんて、私たちが「なんてこった!」と唸ってしまうくらいだ。

『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップス』は7月25日公開。

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