ThinkPad X1 Titanium Yogaはレノボ史上最薄の2-in-1

ThinkPad X1 Titanium Yogaはレノボ史上最薄の2-in-1

LenovoのThinkPadは、一般消費者市場にも幅広い訴求力を持つ数少ない商用ラップトップの1つであり、CES 2021では、Lenovoは新しいThinkpad X1 Titanium Yogaが同社史上最薄の2-in-1であるだけでなく、これまでで最も薄いThinkPadでもあると主張しています。

重さはわずか2.54ポンド、厚さはわずか11mm(0.43インチ)で、Lenovoがこの洗練されたフレームに詰め込んだ技術の量は非常に印象的です。また、銀色のチタン製ボディは耐久性を高め、従来のマットなThinkPadのブラックとは一線を画しています。

ThinkPad X1 Titanium Yogaは、そのコンパクトなサイズにもかかわらず、第11世代Intel Core i7 CPU(オプションでvPro搭載)、統合型Iris XEグラフィックス、16GB RAM、1TB PCIe SSD、そして44.5Whのバッテリーを搭載しており、Lenovo最薄のThinkPadでありながらパフォーマンスは申し分ありません。また、X1 Titanium Yogaは360度回転デザインを採用しているため、様々なポジションに変形可能です。さらに、内蔵スタイラスペンとオプションのPrecision Pen(本体側面にマグネットで取り付け可能)により、描画やメモ作成機能も充実しています。さらに、新たに搭載された13.5インチ 3:2 2256 x 1504 タッチスクリーンにより、X1 Titanium Yogaは家庭用や業務用のノートパソコンのほとんどよりも縦方向の画面スペースが広くなっています。

画像: レノボ
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X1 Titanium Yogaには、内蔵指紋リーダー、物理シャッター付きWebカメラと赤外線カメラ、4つのファーフィールドマイク、Dolby Atmosスピーカーなど、便利な機能が多数搭載されています。ThinkPad X1 Titanium Yogaは、オプションで5Gモデムを追加することも可能です。もし5Gモデムを使わない場合でも(私自身はおそらくそのオプションは選ばないでしょう)、高速Wi-Fi 6ネットワークを利用できます。

しかし、Titanium X1 Yogaが少し物足りない(しゃれです)のは接続性です。Thunderbolt 4に対応しているものの、USB-Cポートは合計2つ(とヘッドホンジャック)しかありません。つまり、充電用にポートを1つ空けておきたいことが多いので、実際に使えるポートは1つだけということになります。そのため、ドックに別途お金をかける必要があるでしょう。

画像: レノボ

画像: Lenovo (その他)

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ここまで読んで、ThinkPad Titanium Yogaは、以前の2-in-1 ThinkPadを少しスリムにして、ボディをもっと美しくしただけのものだ、とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。確かにその通りです。しかし、私にとっては、X1 Titanium Yogaは、より持ち運びやすく、標準的なThinkPadのデザインから程よく逸脱することで、兄弟機種との差別化に成功していると思います。

とはいえ、ThinkPad X1 Titanium Yogaの価格は1,900ドルから(今月下旬発売予定)と、決して安くはありません。ありがたいことに、LenovoはCES 2021でX1 Titanium Yogaと同時に、標準モデルのX1 CarbonとX1 Yogaのアップデート版も発表します。多くの機能はそのままに、コンポーネントを刷新し、より手頃な価格となっています。新型X1 Carbon(2月発売予定)は1,430ドルから、X1 Yoga(同じく2月発売予定)は1,560ドルからとなっています。

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