『キャプテン・アメリカ/ブレイブ・ニュー・ワールド』ウィンター・ソルジャーを彷彿とさせる映像が初公開

『キャプテン・アメリカ/ブレイブ・ニュー・ワールド』ウィンター・ソルジャーを彷彿とさせる映像が初公開

観客が新しいキャプテン・アメリカ、サム・ウィルソンを大画面で見られるようになるまでまだ1年近くあるが、マーベル・スタジオ社長ケヴィン・ファイギは、シネマコン2024で『キャプテン・アメリカ/ブレイブ・ニュー・ワールド』の最初の映像を初公開する時期が来たと判断した。

ファイギはラスベガスのステージに上がり、『キャプテン・アメリカ/ブレイブ・ニュー・ワールド』と『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』を比較することで、たちまち観客の期待を高めた。ファイギは、ウィンター・ソルジャーはテンポが速く、スリリングで、マーベル映画としては「比較的地に足が着いている」ため、今でもファンの共感を呼んでいると説明した。そしてどうやら、本作もウィンター・ソルジャーと同じような展開のようだ。

映像は、他の映画でもお馴染みのキャプテン・アメリカのテーマソングが流れるホワイトハウスの映像から始まる。サム・ウィルソン(アンソニー・マッキー)が大統領執務室に入り、ハリソン・フォード演じる新アメリカ合衆国大統領、サディアス・ロスに挨拶する。この役は故ウィリアム・ハートが以前演じていたため、サムは彼の見た目が変わったとコメントする。ロスは、口ひげを剃らないと選挙に負けると言われたと答える。彼はまた、禁煙にも取り組んでいるため、赤いロリポップキャンディーを渡される。

ロスはサムに、普段はスーパーヒーローが好きではないものの、メキシコでの経験で考えが変わったと告げる。そして今、サムをキャプテン・アメリカとしてアベンジャーズ再建の力にしたいと考えている。「もし意見が合わなかったらどうなるんだ?」と、かつて『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』のきっかけとなったソコヴィア協定の立役者だったサムに尋ねる。

画像: マーベル・スタジオ/EW
画像: マーベル・スタジオ/EW

次に大統領がプレゼンテーションを行い、サムとホアキン・トーレス(ダニー・ラミレス)が最近非常に重要な品物を確保したこと、そして彼らに感謝の意を表したことを説明する。しかし、スピーカーから古い曲が流れ始め、彼のスピーチは中断される。その曲がきっかけで、元祖スーパーソルジャーの一人、アイザイア・ブラッドリー(『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』のカール・ランブリー演じる)が目覚める。彼はウィンター・ソルジャーの姿になり、大統領暗殺を企てる。大混乱が巻き起こり、サムも巻き込まれアイザイアと戦う。そして、さらに別の人物が目覚め、大統領を狙う。

アクションシーンが展開し、サムはテーブルを後ろに投げ飛ばし、超人ロボットのように走り回りジャンプするアイザイアを追いかける。騒ぎが収まると、ロス大統領とサムはロス大統領の側近が危険にさらされており、「見えないか、見たくないかのどちらかだ」と同意する。

その後、アクションシーンのモンタージュへと移り変わり、複数の悪者が電気ショック棒でサムを気絶させようとするが、サムは盾でそれを阻止する。ロスがサムに「お前はスティーブ・ロジャースじゃない」と言い、サムが「そうだな、俺は違う」と答えるシーンで、この興奮は幕を閉じる。カットが切り替わり、サムは新しいキャプテン・アメリカのアーマーを身につけ、ファルコンの翼まで備え、ワシントンD.C.の桜並木の中で羽を広げている。

ジュリアス・オナー監督、ティム・ブレイク・ネルソンとリヴ・タイラー共演の『キャプテン・アメリカ/ブレイブ・ニュー・ワールド』は2025年2月14日公開。


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