この新しいオリンパスアプリはあなたのカメラをウェブカメラに変えます

この新しいオリンパスアプリはあなたのカメラをウェブカメラに変えます

在宅勤務中にビデオ会議を行う人が増えたことで、ウェブカメラの入手が急激に困難になっています。人気モデルの多くは売り切れや大幅な値上がりを見せています。そこでオリンパスでは、ビデオ通話の設定を少しでも簡単にするために、ミラーレスカメラを高画質ウェブカメラに変えることができる新しいアプリを本日発表しました。

オリンパスの新しいアプリ「OM-D Webcam」は、こちらから無料でダウンロードできます。アプリはまだベータ版ですが、このプログラムを使えば、オリンパス製カメラをZoomやMicrosoft Teamsなどの人気ビデオ会議アプリや、OBSなどのライブストリーミングソフトウェアに接続できます。必要なハードウェアは、最新のオリンパス製カメラ本体以外に、カメラをパソコンに接続するためのUSBケーブルだけです。

残念ながら、OM-Dウェブカメラはまだベータ版のため、すべてのOM-Dカメラをサポートしているわけではありません。現在、対応カメラはE-M1X、E-M1、E-M1 Mark II、E-M1 Mark III、E-M5 Mark IIです。

もう一つの潜在的な欠点は、OM-D Webcamはカメラからの音声をコンピューターにパススルーしないため、別途マイクが必要になることです。ありがたいことに、OM-D Webcamはオリンパス製のLS-Pマイクをすべてサポートしているので、既にオリンパス製のアクセサリーをある程度お持ちであれば、使えるマイクが見つかる可能性が高いでしょう。

OM-Dウェブカメラアプリの導入は、キヤノンが自社アプリでデジタル一眼レフカメラをウェブカメラとして使用できるようになったことを受け継ぐものです。また、ニコンなどのUSBプラグアンドプレイ対応カメラでは、ビデオ通話時にサードパーティ製のビデオ録画アプリを使用できるものもあります。

グラフィック: オリンパス
グラフィック: オリンパス

オリンパス社は、新しいウェブカメラ アプリに加えて、今冬発売予定の M.Zuiko 150-400mm f/4.5 ズーム レンズをはじめ、3 本の新しい望遠ズーム レンズ、新しい 8-25mm f/4 レンズ、および詳細不明のマクロ レンズなど、今後発売予定のレンズに関する新しいロードマップも発表しました。

いずれにせよ、今年後半にカメラ部門全体を売却すると発表したばかりの企業としては、オリンパス社が現在および将来にわたって自社製品のサポートを約束していることは心強い。

Tagged: