ザック・スナイダー監督のスーパーヒーローのセックスに関する発言が謎の沈黙に

ザック・スナイダー監督のスーパーヒーローのセックスに関する発言が謎の沈黙に

「バットマンはオーラルセックスをするの?」という議論は、もう百万年も前から続いているように感じます。インターネットの世界ですから、時間の流れもそういうものです。『ジャスティス・リーグ』のザック・スナイダー監督が、バットマンは確かにスーパーヒーローとしてすべきことをしているという、いわば宣言的なアートワークで発言した時も、そう感じたかもしれません。しかし今、監督がその発言に添えたイメージは、突如として消え去ってしまったのです。

先週、ハーレイ・クインのアニメシリーズの共同制作者兼製作総指揮者ジャスティン・ハルパーンがヴァラエティ誌のインタビューを受けた後、ダークナイトのキャットウーマンに対する性的な性癖を揶揄する声が相次いだ。ハルパーンは、DCとワーナーの幹部がシーズン3でバットマン(ディードリッヒ・バーダーの声)が同シリーズのキャットウーマン(サナア・レイサン)にフェラチオをするシーンを「ヒーローはそんなことしない」と発言して却下したと主張した。その数日後、スナイダー監督は『ジャスティス・リーグ』の4時間バージョンをリリースするほど大胆な監督ならではの繊細な発言で反論。バットマンがキャットウーマンにオーラルセックスをしているイラストをTwitterに投稿したのだ。スナイダー監督が付け加えたのは「正史」だけだった。というのも、一枚の写真は千の言葉に匹敵する、そう思わないだろうか?

ウェイバックマシン提供、6月19日に掲載されたスナイダー氏のツイート…
スナイダー氏のツイートは6月19日、ウェイバックマシンから提供されたものです。スクリーンショット:Twitter
...そして本日6月24日時点のスナイダー氏のツイート。
…そして6月24日現在のスナイダー氏のツイート。スクリーンショット:Twitter

しかし、スナイダー氏のTwitterからこのわいせつなバットマンの画像を削除させたのは誰だったのだろうか?誰もその真相を知らないようだ。マザーボードの調査によると、スナイダー氏が自ら描いたのか、それともアーティストに依頼しただけなのかは断定できない。しかし、もしスナイダー氏がイラストを描いたか、依頼したのであれば(マザーボードの調査によると、スナイダー氏がツイートする以前の投稿は画像検索では見つからなかった)、スナイダー氏自身も、依頼したアーティストも、スナイダー氏を訴えることはないだろう。

io9がザック・スナイダー、ワーナー・ブラザース、DCコミックス、Twitterにアートワークの削除を要請したが、記事公開時点では返答がない。しかし、監督自らが好みのソーシャルメディアプラットフォームであるVeroで「もし私が前進したら」というコメントを添えて要請のスクリーンショットを投稿した。

スクリーンショット: Vero
スクリーンショット: Vero

関係各社から追加のコメントが届き次第、この投稿を更新します。しかし、ワーナー・ブラザースが過去にバットマンを性的描写で描くことに嫌悪感を抱いていたことを考えると、同スタジオでのスナイダーの元協力者たちは、今回もスナイダーに最後に笑わせるつもりはないようです。


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