Boseサウンドと100時間バッテリーを搭載したこのヘッドホンは、お財布に優しい

Boseサウンドと100時間バッテリーを搭載したこのヘッドホンは、お財布に優しい

私はBoseオーディオのファンです。最近では、BoseのSoundLink Plus(迫力のあるサウンドと素晴らしい(草っぽい)外観のポータブルBluetoothスピーカー)、信じられないほど優れたANCを備えた第2世代QuietComfort Ultra Earbuds、そしておそらくこれまで使った中で最高のオープン型イヤホンであるUltra Open Earbudsを試しました。とはいえ、Bose製品で気に入らない点が1つあります。それは、価格の高さです。Bluetoothスピーカーに300ドル近くというのは高額ですが、たとえアクティブノイズキャンセリング(ANC)が別次元のものであったとしても、ワイヤレスイヤホンに300ドルというのは高額です。Boseのサウンドが好きで、高額な料金を払いたくないという場合は、満足できる方法があります 。Baseusは今、最も魅力的な選択肢の一つを提供しています。

IFA 2025で、Baseusは150ドルのANCヘッドホンInspire XH1を発表しました。予算が限られている方なら、ぜひチェックしていただきたい製品です。私の心を掴んだのは2つの点です。1つは、このヘッドホンがBoseによってチューニングされている点です。私のようにBoseのサウンドチューニングが好きな方には特におすすめです。Boseのサウンドは世界最高峰とまでは言えませんが、私の経験では信頼性が高く、ワイヤレスオーディオ界の頂点に立つ製品です。そして、わずか150ドル(多くのミドルレンジのワイヤレスイヤホンと同価格)でこの音質を実現できるというのは、非常に魅力的です。

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xh1 ベースウス。
© ベースス

しかし、私の目を引いたのはそれだけではありません。Baesusは驚異的なバッテリー駆動時間も謳っています。Baesusによると、Inspire XH1ヘッドホンはANCオフで100時間、ANCオンで65時間という驚異的なバッテリー駆動時間を実現しています。ちなみに、BoseのQuietComfort UltraヘッドホンはANCオンで24時間駆動します。

XH1を実際に試聴していないので、いくつか疑問があります。一つは、ノイズキャンセリング機能が、アクティブ型、パッシブ型を問わず、ハイエンドのヘッドホンに匹敵するのかということです。特にBoseのQuietComfort Ultraヘッドホンやワイヤレスイヤホンは、ノイズキャンセリング性能において非常に優れているため、この点は疑問です。もう一つの疑問は、XH1の快適性と耐久性が、Bose、Sony、あるいはNothingのHeadphone 1といった他のヘッドホンと比べて同等なのかということです。ハイエンドとミッドレンジのヘッドホンでは、ビルドクオリティが大きな違いの一つとなることがよくありますが、BaseusのXH1も例外ではないでしょう。

ベースス Xc1
© ベースス

BaseusのInspire XC1についても同様の疑問を抱いています。これは2つのドライバーを搭載した初のオープンイヤー型ワイヤレスイヤホン(これもBoseの競合製品ですが)ですが、Boseによるチューニングが施され、BoseのUltra Openよりもさらに出力が高い可能性があるという事実だけでも、私の興味をそそるには十分です。多少の妥協はあるものの、驚異的なバッテリー容量とBoseレベルの音質を備えたXH1は、特にBoseのプレミアム価格が妥当だとしても、ヘッドホンに500ドル以上を費やす気がない人にとっては、無視できない製品です。XH1とXC1はどちらも現在発売中です。

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