タイムループスリラー『Retroactive』では、スパイには死ぬのに十分な時間がある

タイムループスリラー『Retroactive』では、スパイには死ぬのに十分な時間がある

ジェームズ・ボンドには死ぬ暇はないかもしれないが、時間エージェントのタリック・アブデルナセルはそう幸運ではない。イブラヒム・ムスタファの新作グラフィックノベル『Retroactive』では、アブデルナセルはテロ攻撃を阻止しようとしてタイムループに巻き込まれてしまう。そして、もし死に直結したければ、もっと恐ろしい試練が待ち受けていることを知る。(この言葉の意味がお分かりいただけただろうか?)io9はこの独占プレビューをお届けできることを大変嬉しく思う。

「『RetroActive』は『ジェームズ・ボンドと恋はデジャ・ブ』が融合したような作品で、スパイ小説とタイムトラベルのジャンルをこれまでにない方法でエキサイティングに融合させています」と、批評家から絶賛されたグラフィックノベル『Count』の作者でもあるムスタファは説明する。しかし、そこに『Edge of Tomorrow』(別名Live Die Repeat)の要素が加わり、アブデルナセルは白人至上主義者たちが本来持ち得ない技術を使って核メルトダウンを起こそうとするのを阻止しようと奮闘する。しかし、何度もタイムトラベルを繰り返すのは、精神衛生上あまり良くないかもしれない…。

画像: イブラヒム・ムスタファ/ヒューマノイド
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明らかに、もしこの一日を救うことだけが目的なら、『Retroactive』はこのプレビューより長くはならないだろう…ただし、このテロ攻撃にはアブデルナセルが気づいている以上の何かが隠されているという点がない限りは。彼が勤務する政府機関、時間局だけが時間移動能力を持つわけではなく、他の国々も自国の利益のために時間軸を改変することにそれほど慎重ではないからだ。つまり、もしアブデルナセル捜査官が真の脅威を時間内に把握できなければ、時間局全体が、世間一般の認識に反して、明日は確実に死に絶える可能性があることに気づくことになるだろう。(これで最後だ、約束する。)

「クリエイティブチーム全員と私が誇りに思うこの作品を皆さんにお届けできることを大変嬉しく思います」とムスタファは語る。「ブラッド・シンプソン(カラー)とハッサン・オツマン=エルハウ(レタリング)は、『Retroactive』で最高のパフォーマンスを見せてくれました。」

『Retroactive』は、Moebius が設立した出版社 Humanoids から 4 月 26 日に発売されるので、ぜひご自身の目で確かめてください。


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