スーパーマンとスパイダーマンが50年ぶりにクロスオーバー

スーパーマンとスパイダーマンが50年ぶりにクロスオーバー

1976年、コミックファンにとって人生最大のクロスオーバーが実現しました。DCとマーベルは「スーパーマン vs. アメイジング・スパイダーマン:世紀の大決戦」というシリーズを出版しました。この物語は、当時答えの出なかった疑問の一つ、「どちらのヒーローが相手に勝てるか」という問いに答えることを目指したものでした。あれからほぼ50年。そして今、DCとマーベルは再びこの戦いに挑みます。

コミック界の巨匠たちが、2026年3月にDCコミックスが『スーパーマン/スパイダーマン』#1を刊行し、続いて4月にマーベル・コミックスが『スパイダーマン/スーパーマン』#1を刊行すると発表しました。クリエイティブチームやストーリー展開についてはまだ発表されていませんが、マーベルとDCが最近『バットマン/デッドプール』のために準備した内容から判断すると、壮大な作品になることは間違いないでしょう。

しかし、それだけではありません。新刊コミックが店頭に並ぶ前に、出版社は50年の歴史を持つこの名作シリーズの新版も復刊する予定です。まずは2026年1月7日、DCが『スーパーマン vs. アメイジング・スパイダーマン』 #1の「トレジャリー・エディション」を刊行します。そして2月4日には、 『DC and Marvel Present: Superman and Spider-Man Treasury Edition #1』が発売されます。プレスリリースによると、これは実際には「マーベル・トレジャリー・エディション#28の復刻版であり、絶版となっていた名作コンビを再びコミックショップに復活させる」とのことです。

表紙と裏表紙、そしてタイトルページを見てみましょう。

スパイダーマン スーパーマン カバー
再版の表紙と裏表紙 – DC/Marvel
スパイダーマン スーパーマン タイトルページ
コミックの表紙 – DC/マーベル

オリジナルのコミックシリーズでは、スーパーマンとスパイダーマンが最初は互いに戦っていましたが、最終的にはレックス・ルーサーとドック・オクトパスの連合軍と戦うためにタッグを組むというストーリーでした。ニューヨークとメトロポリスが一体化した経緯や、スーパーマンとスパイダーマンが同じ宇宙に存在する理由について、明確な説明はありませんでした。ただ二人のキャラクターが同じ街にいて​​、そこから物語が展開していくというものでした。

現代社会における説明や解説を求める私たちのニーズが、マン・オブ・スティールとウェブスリンガーをより洗練された形で融合させるかどうか、興味深いところです。いずれにせよ、現代のトップコミッククリエイターたちが、この二人をどう一つの物語に織り交ぜていくのか、楽しみです。もしかしたら、いつかスクリーンで対決するきっかけになるかもしれません。さあ、夢を描いてみましょう。

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