ハリウッドのストライキを支援する新しいコミック「ゼネラル・ストライキ」を一足先にチェック

ハリウッドのストライキを支援する新しいコミック「ゼネラル・ストライキ」を一足先にチェック

WGA ストライキ、そして願わくば SAG-AFTRA ストライキも終結する兆しが見えてきた今、ハリウッドの力強い労働運動を祝福する新しいコミックが登場。ビッグネームも登場しています。

グラント・モリソン、マッテオ・ピッツォーロ、ブライアン・マイケル・ベンディス(いずれもWGA会員)は、テレビ脚本家グループ(これもWGA会員)と協力し、コミックアンソロジー『ゼネラル・ストライキ:カリフォルニア離脱と正義の戦いの物語』を制作しました。このアンソロジーは「経済的平等を求める闘いに捧げられた」もので、出版社のブラック・マスク・スタジオは「作家への報酬と同額をエンターテインメント・コミュニティ基金への寄付として提供」しています。

このアンソロジーの「ホスト」は、新たなヒロイン、バブルガム好きの労働組合員、ストライキ将軍です。執筆陣は、ストライキ組合員であるジュダリーナ・ネイラ(『ザ・ボーイズ』、『Gen V』、『フラッシュ』)、ロドニー・バーンズ(『Winning Time』、『ブーンドックス』)、タマラ・ベッチャー(『ドゥーム・パトロール』、『デアデビル』)、ダニエル・ドミンゲス(『セイス・マノス』)、チャーリー・フェルドマン(『X-メン97』、『ティーン・タイタンズG​​O』)、グラント・モリソン(『ハッピー!』、『オールスター・スーパーマン』)、ブライアン・マイケル・ベンディス(『マイルズ・モラレス』、『ジェシカ・ジョーンズ』の作者)です。プロジェクトを統括するのは、作家兼出版者のマッテオ・ピッツォーロ(『カレキジット』、『ゴッドキラー』、『ローグ・ステート』)です。

アート面でも、その才能は群を抜いています。表紙は、タイラー・ボス(『4 Kids Walk Into A Bank』、『What's The Furthest Place From Here?』)、イオランダ・ザンファルディーノ(『Alice In Leatherland』)、ベン・テンプルスミス(『30 Days Of Night』)、ラモン・ビジャロボス(『America Chavez』)、クリーズ・リー(『Lab Raider』)、エリサ・ロンボリ(『A Thing Called Truth』)、アマンカイ・ナウエルパン(『Calexit』)、ダリック・ロバートソン(『The Boys』)らが担当しています。イラストは、アントニオ・フソ(『Something Is Killing The Children: House Of Slaughter』)、ジャマル・イグル(『BLACK』、『The Wrong Earth』)、ブッチ・マパ(『Star Wars Adventures』)、タイラー・ジェンキンス(『Grass Kings』)、ジョシュ・フッド(『We Can Never Go Home』)が担当しています。

「ハリウッド史上最長の二重ストライキが最高潮に達している今、私たちをここまで導いてきた力と結束を称える素晴らしい瞬間です。そして、こうした善戦を続けるためのインスピレーションとなる物語を語り続けるべき時です」とピッツォーロ氏はio9への声明で述べた。「全米映画協会(WGA)と全米映画俳優組合(SAG)のストライキは、全米そして世界中で拡大している大規模な労働運動の一部ですが、クリエイティブなアーティストに焦点を当てているという点で他に類を見ないものです。ハリウッドで見られるような市民の支援の高まりは、過去のハリウッドのストライキで必ずしも見られたわけではありません。本当に感動的な出来事であり、このプロジェクトがそれを称えるとともに、ストライキの影響で今もなお苦境に立たされている労働者たちを支えることができればと願っています。」

表紙2枚(クリーズ・リーとタイラー・ボスの順)とアンソロジーの中身をご紹介します。『General Strike: Calexit and Other Tales of Fighting the Good Fight』はKickstarterで予約受付中です。

画像: ブラックマスクスタジオ
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