アダルトスイムがニューヨーク・コミコンでアニメ『ラザルス』の初予告編を公開

アダルトスイムがニューヨーク・コミコンでアニメ『ラザルス』の初予告編を公開

アダルトスイムはついに、『カウボーイビバップ』のクリエイター渡辺信一郎氏と『呪術廻戦』のアニメスタジオMAPPAが手掛ける新作アニメ『ラザルス』の初ビジュアルを公開した。

『ラザルス』のファーストルックトレーラー(実際にはサンディエゴ・コミコンで非公開で公開されましたが、ニューヨーク・コミコンのおかげで本日一般公開されました)では、主人公アクセル・ジルベルトが当局から逃走する様子が描かれています。逃走中、彼は警官にフリップキックを放ち、線路を走り、アニメの未来都市のスカイラインをパルクールで駆け抜けます。新時代のスパイク・スピーゲルのようなキャラクターに期待される、クールな男らしさがすべて詰まっています。詳細な解説は省略しますが、下のトレーラーで滑らかなアニメーションをお楽しみください。

予告編をご覧いただいたところで、このアニメの本当の内容についてお話しましょう。『ラザルス』は2052年を舞台にしたSFアクションシリーズです。神経科学者スキナー博士が開発した「ハプナ」と呼ばれる最先端の鎮痛剤のおかげで、世界は真の平和の瀬戸際にいるように見えます。

この薬は副作用がないと宣伝されていましたが、ハプナには3年後に使用者を死に至らしめるという最悪の遅延副作用があることが判明しました。ラザルスと呼ばれる特別部隊がスキナーが脱走する前に開発した治療法を発見しない限り、全人類は30日以内に死滅すると予想されています。このアニメが2020年に放送中止にならなかったのは幸運でした。そうでなければ、人々は疑問を抱いていたでしょう。こちらが公式ポスターです。

ラザルス アダルトスイム トゥーナミ 渡辺信一郎
© アダルトスイム / マッパ

『ラザルス』は昨年のサンディエゴ・コミコンで初めて発表されました。渡辺謙とMAPPAのコラボレーションに加え、『ジョン・ウィック』の監督チャド・スタエルスキがアクション振付師を務め、サックス奏者のカマシ・ワシントンがサウンドトラックをプロデュースするという、特筆すべき点も見逃せません。

『カウボーイビバップ』との関連性を理由に『ラザルス』を視聴しようと考えている方は、アニメでお馴染みの声優2名が日本語版声優陣に加わることをご存知でしょうか。以下に、日本語版声優陣と、以前聴いたことがあるかもしれない出演作をご紹介します。

  • 山寺宏一(カウボーイビバップのスパイク・スピーゲル)スキナー博士役
  • 林原めぐみ(カウボーイビバップのフェイ・ヴァレンタインの役)がハーシュ役
  • 宮野真守(ハンター×ハンターのクロロ=ルシルフル)アクセル役
  • 内田真礼(ハンター×ハンターのアルカ=ゾルディック役)クリス役
  • リーランド役内田雄馬(呪術廻戦伏黒恵
  • 古川慎(ワンパンマンのサイタマ役)
  • エレイナ役:石見舞菜香(『推しの子』黒川茜)
  • アベル役:大塚明夫(『範馬刃牙』範馬勇次郎)

「この創作の旅に乗り出すにあたり、このプロジェクトがこれまでのキャリアの集大成となることを強く感じています」と渡辺は2023年のプレスリリースで述べている。「楽しんでいただければ幸いです。」

『ラザルス』は全13話と報じられており、2025年にアダルトスイムで初放送される予定だ。

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