電動自転車はもはや電動自転車に見えない

電動自転車はもはや電動自転車に見えない

初期の電気自動車が空気力学を過度に重視していたため、すぐに見分けがついたように、eバイクも分厚いフレームにかさばるバッテリーを搭載することで、目立つ傾向があります。しかし、デトロイト・バイクスのDB-Eが自転車レーンを猛スピードで走り抜けていくとき、ペダルを漕ぐライダーを補助する電動モーターが搭載されていることに気づくには、よく見なければなりません。

電動自転車を軽視し、自転車がほとんどの作業をしてくれるのに自転車に乗る意味があるのか​​と疑問に思うサイクリストもいるかもしれませんが、ペダルアシスト付きの電動モーターがあれば、毎日の通勤において自転車は車よりも現実的な選択肢になります。朝、汗だくになって仕事に行きたくない人もいるでしょう。

一部のeBikeモデルは、ペダルを踏む必要もなく長距離走行が可能な本格的な電動バイクとして機能しますが、そうしたモデルには、巨大なバッテリーを搭載し、価格も高額な重量級モデルも依然として存在します。DB-Eは、eBikeの利便性と使いやすさに加え、従来の自転車の利点も兼ね備えています。例えば、32ポンド(約14kg)の軽量フレームは、建物への出し入れも容易です。2,600ドルという価格設定を考えると、屋外の自転車ラックに鍵をかけたままにしておくのはためらわれるでしょう。

画像: デトロイトバイクス
画像: デトロイトバイクス

一見すると分かりにくいかもしれませんが、DB-Eの電動モーターとバッテリーを含むすべての動力は、後輪に統合されたZehus Bike+ハブに収められています。250ワットのモーターは、ペダルアシストで最高時速15.5マイル(約24.4km)まで加速し、航続距離は省電力モードで約35マイル(約56km)、フルパワーモードで約20マイル(約32km)と、坂道の登りがはるかに楽になります。

このハブには、停止中に回生ブレーキからエネルギーを捕捉したり、サイクリストが平地でペダルをこいでいるときにマイナスのトルクを加えて感知できない抵抗を発生させ、充電するなど、走行中の再充電を助ける巧妙な仕組みが組み込まれています。

画像: デトロイトバイクス
画像: デトロイトバイクス

ライダーは惰力走行中にペダルを後ろ向きに漕いでバッテリーを充電することもできます。また、チェーンよりも 200 グラム軽い、より耐久性の高いベルト ドライブを使用することでさらに軽量化された DB-E の軽量フレームにより、パワー機能がオフになっているか完全に使い果たされている状態でもバイクは乗りやすいです。

DB-EはBitrideモバイルアプリに接続でき、盗難防止のためにモーターをロックしたり、完全に停止させたりといった自転車の様々な機能をスマートフォンから操作できます。また、速度やバッテリー残量といったリアルタイムの指標も確認できます。DB-Eは、グロスブラックまたはエメラルドグリーンのカラーで、現在Detroit Bikesで予約注文を受け付けており、3月中に出荷予定です。

画像: デトロイトバイクス
画像: デトロイトバイクス
Tagged: