ジェームズ・キャメロンの『エイリアン』がマーベル独自の『What If…』を制作へ

ジェームズ・キャメロンの『エイリアン』がマーベル独自の『What If…』を制作へ

テレビと映画の両方で『エイリアン』の世界が戻ってくることは既に知られていました。しかし今、コミックの世界にも、全く予想外の形で戻ってくるのです。マーベルは、ジェームズ・キャメロン監督の1986年の続編『エイリアン2』に、ポール・ライザー演じる悪徳会社員カーター・バークを主人公にした全5巻のスピンオフ「What If…?」を制作すると発表しました。問題は、もしカーター・バークが生き残っていたらどうなっていたのか、ということです。

ライザー自身もシリーズの脚本家として復帰。息子のレオン・ライザーに加え、アダム・F・ゴールドバーグ(『ザ・ゴールドバーグ家』、『マペット・メイヘム』)、ブライアン・フォルク=ワイス(『おもちゃと映画たち』)、ハンス・ロディオノフ(『ダメージ・コントロール』)も参加する。「何年もの間、バークについて聞かれてきました」とライザーはマーベル誌に語った。「あんなに『悪役』を演じるのはどんな感じだったのかと。いつも『『悪役』って言うなら、『誤解されている』って答えるんです。今、世界がそれを知ることになるんです!」

映画では、バークが実際に殺される場面は一度もありません。エイリアンに遭遇し、画面外で殺害されたと推測される場面があるだけです。さらに、シガニー・ウィーバー演じるリプリーが前哨基地を丸ごと爆破します。しかし、本作ではバークは何とか生き延びるだけでなく、LV-426から脱出します。物語は35年後、彼が「辺鄙な小惑星で呪われた生活を営んでいる」ところから始まります。どうやら、バークの娘が彼の居場所を知り、それが物語の核心部分を動かすようです。

ジェームズ・キャメロン監督の『エイリアン』を少しでも深く掘り下げるきっかけがあれば、私たちは熱烈な賛辞を送ります。数年前、バスケス監督が自身のオリジンストーリーの本を出版した時もそうでした。もしこれが成功すれば、もっと多くの作品が見られるようになるかもしれません。

グイウ・ビラノヴァによるイラストとフィル・ノトによる表紙(最初の2つは下記)をフィーチャーした『Aliens What If…? #1』は3月6日発売。詳しくはMarvel.comをご覧ください。

画像: マーベル
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