先駆的なペイントアプリ「KidPix」が復活!ブラウザで実行可能

先駆的なペイントアプリ「KidPix」が復活!ブラウザで実行可能

古いものはすべて新しく生まれ変わります。2021年、ウエストポーチはハイファッション、クリッピーは愛されるアイコン、そして2000年代初頭からずっと人気のアートトイ、キッドピックスが復活しました。

まあ、まあ、そうですね。ソフトウェアエンジニアのVikrum Nijjar氏は、KidPixのオリジナル版の一つをJavaScriptとHTMLに移植し、忘れ去られたこのソフトウェアを、誰でもブラウザで遊べるゲームへと変貌させました。Pixには長年にわたり様々なバージョンがリリースされてきましたが、Nijjar氏の移植版には1989年にリリースされたオリジナル版KidPix 1.0が採用されています。

KidPixを初めて使った人にとっては、まるで赤ちゃんが初めて使うPhotoshopのようでした。風変わりなペイントブラシ、スタンプ、描画ツールに加え、グラデーションを追加したり、キャンバスの一部を複製したりといった機能も搭載されていました。唯一の難点は、これらのツールにラベルが付いていないことです。その代わりに、このプログラムは実際に使ってみながらツールの機能を学ぶように設計されています。実際の「元に戻す」ボタンの代わりに、作業を元に戻す際に「しまった!」と叫ぶ驚いた男性の顔が表示されます。キャンバスを完全に消去したい場合は、爆竹ボタンを探さなければなりません。爆竹ボタンは、爆竹と同じくらい大きな爆発音を鳴らした後、白いページを残します。

つまり、とても、とても馬鹿げた話です。でも、だからこそ面白いんです。

ママ見てよ、私はネットアーティストよ!
ママ、見て!私、ネットアーティストなの!スクリーンショット:Shoshana Wodinsky(Gizmodo)

約10分間クリックしながら、ブラシの奇妙な音(個人的にはスパイログラフの「ウィーウー」という音がお気に入りでした)を聴いてみて、これは90年代キッズも認めるゲームだと断言できます。まさに、1年生のコンピューターラボに座っているような気分を一瞬でも味わいたい時にプレイしたいタイプのゲームです。ぜひお試しください!

Tagged: