Chrome、Android版の新機能「フォロー」でRSS復活を目指す

Chrome、Android版の新機能「フォロー」でRSS復活を目指す

読書や消費を何よりも大切にするAndroidユーザーにとって、今は容易な時期ではありませんでした。しかし、Google Chromeユーザーであれば、Feedlyのようなサードパーティサービスを使わずに、ブラウザ内でお気に入りのサイトを追跡できる機能があることをご存知でしょうか。

Googleは、モバイルブラウザ内でサイトを「フォロー」できるようになりました。この機能は、TwitterやInstagramのアカウントをフォローするのと似ていますが、Chromeの新規タブページでコンテンツの更新情報を受け取ることができる点が異なります。この機能は、9月末にPlayストアにリリースされた最新バージョンのChrome 94を搭載したAndroidユーザーであれば、誰でも利用できます。

Googleは今年初め、Android版Chromeの試験的なCanary版でこの機能を導入しました。当時、Googleの広報担当者は、ユーザー向けに前述の「フォロー中」セクションを表示するため、RSSフィードを通じたコンテンツ表示に戻す予定だと述べていました。

この機能は、Android版Chromeの安定版のオーバーフローメニューに表示されます。ただし、まだロールアウト中なので、手動で有効化する必要がある場合があります。Android版Chromeでは、リンクバーに「chrome://flags」と入力すると、ブラウザの非表示設定が表示されます。次に、「Webフィード」を検索し、「enabled」という単数形のオプションを選択して有効化します。Chromeの再起動を促すメッセージが表示されます。以下のスクリーンショットで、設定の視覚的な参考としてご覧ください。

スクリーンショット:フローレンス・イオン/ギズモード

スクリーンショット: Florence Ion / Gizmodo (社内アート)

スクリーンショット:フローレンス・イオン/ギズモード

スクリーンショット: Florence Ion / Gizmodo (社内アート)

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レパートリーにサイトを追加していくと、新しいタブを開くたびに「フォロー中」セクションにサイトが表示されます。ただし、追加するソースが増えるほど、追跡するコンテンツのセクションも増え、各ドメインが小さなエリアに分割されます。

この機能は、従来のRSSフィードに代わるものではありません。しかし、Googleのアクティビティに基づいて記事へのリンクを集約する、時折不安定なGoogle Discoverアルゴリズムに悩まされることなく、定期的に訪れるサイトをフォローしやすくなります。

Chromeのエンジニアリングディレクター、エイドリアン・ポーター・フェルト氏は金曜日、iOSユーザーは来年中にこの機能を期待できるだろうとツイートした。

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