二大コミック・アーティストは、新作映画や番組の公開が近づくと、自社のキャラクターを実写版と並べることを好んで行います。『マイティ・ソー:ラブ&サンダー』の公開まであと数ヶ月となった今、マーベルはジェーン・フォスターが2014年に初めて引き継いだこの壮大なタイトルに再び取り組むことを発表しました。
週末前に、マーベルは5部作の新ミニシリーズ『ジェーン・フォスター&マイティ・ソー』を発表しました。ライターのトルン・グロンベックとアーティストのマイケル・ダウリングによるこの新作コミックでは、ジェーン(ご存知ない方のために説明すると、ここ数年はヴァルキリーとして活躍しています)が雷神とタッグを組み、ソーの故郷を襲撃しようとするアスガルドのヴィラン(エンチャントレス、ヘラ、トロールのウリックなど)を阻止します。かつてミョルニルを使ったことで癌が悪化し、危うく命を落とすところだったジェーンですが、マイティ・ソーの使命を引き継ぎ、友人と共に敵を撃退する決意を固めます。
ジェーンが最後に手に取って以来、このハンマーにはいくつかの変化が見られます。ドニー・ケイツとニック・クラインによる最新のソー・ソロでは、ジェーンがソーの力を放棄し、ミョルニルを使ってマンゴグを太陽に投げ込んだ後、ミョルニルのエッセンスがマンゴグと融合しました。現在の「ハンマーの神」アークでは、ソーはマンゴグを倒すために父から受け継いだ非常に強力な武器、オーディンソードを手に取らなければなりませんでした。そして、このミニシリーズでは、ジェーンが再鍛造されたミョルニルを手に取る間、ソーはオーディンソードを使用します。

スーパーヒーローは頻繁に退場し、また新たな役割を引き継ぐものですが、ジェーン・ソーが人気を博したことを考えると、このミニシリーズが終わった後も彼女が主役を務める可能性は十分にあります。スパイダーマン、ウルヴァリン、デアデビルなど、複数のキャラクターがコミックに登場するようになった今、マーベルは数年前よりもヒーローの名前を同じにすることに抵抗がなくなったように感じます。MCUではケイト・ビショップやエレーナ・ベロワ、そしてサム・ウィルソンがキャプテン・アメリカ役を務めるなど、徐々にレガシーヒーローが増えています。そのため、ジェーンが大々的な映画宣伝に合わせてコミックに登場するのは当然と言えるでしょう。
『ジェーン・フォスター&マイティ・ソー』は6月に始まります。
[GamesRadar経由]
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