旧シャザムの妹、新シャザムに会おう

旧シャザムの妹、新シャザムに会おう

1939年以来、雷を操るヒーロー、シャザムの称号を継ぐのはビリー・バットソンただ一人だった。新作映画の公開が迫っているものの、DCコミックスは新たなヒーローの登場を決定し、彼の妹メアリー・ブロムフィールドが登場する。

昨日Polygonが発表したように、DCコミックスはジョージー・キャンベル(シーラ役)と人気コミックアーティストのエヴァン・“ドク”・シェイナーによる新ミニシリーズ『シャザム!』をリリースします。ビリーの犠牲によってスーパーヒーローのシャザム一家が無力な状態になったメアリーは、普通の大学1年生としての生活に慣れようと奮闘しています。そんなある日、かつてのメアリー・マーベルは、しゃべるウサギから興味深いメッセージを受け取ります。ビリーが彼女を新しいチャンピオンに選んだのです。

「『メアリーとは誰なのか』こそが、このコミックの核心なのです」とキャンベルはPolygonに語り、この本ではメアリーが人生で強いられた様々な状況に対する彼女の感情を掘り下げていくと付け加えた。「この本は、メアリー自身と、彼女の望みや願望に光を当てています。スーパーヒーローチームの一員だったメアリーが、本来の力を失い、それを取り戻した途端、目の前に突然、多くの選択肢が突きつけられ、すぐに決断を迫られるのです」

画像: DCコミックス/エヴァン・“ドク”・シェナー
画像: DCコミックス/エヴァン・“ドク”・シェナー

キャラクターの大ファンであるにもかかわらず、シェイナーはPolygonに対し、2015年のコンバージェンスイベント以来、シャザム関連の仕事に戻ることには真剣に興味がなかったと語った。しかし、メアリーが本の主人公になるべきだとは常に考えていた。「もし実現したら、あの時だけは戻ってきたい」。メアリーは1973年の『シャザム!』と1995年の『シャザムの力!』で共演しているものの、1945年の『メアリー・マーベル』以来、単独で本の主人公を務めたことはない。シェイナーは、このコンビがこのキャラクターに与えている可能性を間違いなく理解している。「[クリエイターの]オットー・バインダーが初期に手がけた作品の多くに見られるような楽しさとクリエイティブなエネルギーを、私たちは持ち込みたいと思っています」と彼は語った。「しかし、それをより現代的な観客にも届け、現代の子供や若者にも共感してもらえるようにしたいとも考えています」。シェイナーが描いた以下の表紙をチェックしてみてほしい。メアリーが自分に課せられた責任をしっかりと受け止めているのがわかる。

画像: DCコミックス/エヴァン・“ドク”・シェナー
画像: DCコミックス/エヴァン・“ドク”・シェナー

『シャザムの新チャンピオン』は2022年2月8日から4号の連載が始まります。


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