マジック:ザ・ギャザリングは長い歴史の中で、実に様々なジャンルやムードを扱ってきました。しかし、「レース」と「SFカードゲーム」の組み合わせは、なかなか思い浮かばないものです。しかし、マジック:ザ・ギャザリングの次期大型拡張パックでは状況が変わり、そのスタートラインに並ぶ新カードの一部をご紹介します。
多元宇宙のレーストーナメントを軸にした『霊気漂流』は、マジックの広大な宇宙論 における かつてカラデシュと呼ばれていた次元(ヒンディー語からの着想に関する議論の的となった解釈のため、『霊気漂流』のリリースに先立ち最近アビシュカーに改名された)を中心に構築されており、10のレーシングチームがギラプールグランプリでレースをしながら次元を渡り勝利を目指して競い合います。このグランプリは、アビシュカーの地下レースの歴史を華やかに祝うイベントで、魅力的な優勝賞品である霊気花をプレゼントします。霊気花は、理論上は使用者にプレインズウォーカーの力を(潜在能力がなくても)使える力を与える謎の装置です。しかし、霊気花を手に入れるチャンスを掴むだけでも、乗り物が必要になります。そして『霊気漂流』には、ポゼッションエンジンなど、たくさんの新しいカードが用意されており、以下ですべてのバリエーションをチェックできます!
マジック:ザ・ギャザリング – 霊気漂いプレビュー:ポゼッションエンジン
上の《憑依エンジン》のプレビュー (拡張アート版と金色で縁取られた「ブースター・ファン」版の両方)でわかるように、アーティファクト・カードの機体サブタイプは 『霊気漂い』で重要な役割を果たします。機体は これまでもマジックに登場していましたが、 『霊気漂い』では多くの機体が 新しいメカニズム「搭乗」を備えています。これは、あなたがコントロールするアンタップ状態のクリーチャーを、パワーの合計が規定数よりも大きい数タップすることで起動する能力です。 『憑依エンジン』の場合、適切な数の搭乗があれば対戦相手のクリーチャーを1体対象に取ることができ、それが場に出ている限り、相手は攻撃もブロックもできなくなります。
マジック:ザ・ギャザリング – 霊気漂流プレビュー:マーシャルの航路巡航
搭乗員は、霊気漂流でレースをテーマにした唯一の新メカニズムではありません 。レーサーは時に、有利に立つために必死に全力を尽くさなければならない時があり、その手段が「疲労」です。疲労能力は一度しか使用できず、高いコストには大きな見返りが伴う場合が多いです。上記の「マーシャルのパスクルーザー」のプレビューでご覧いただいたように、「疲労」能力はアーティファクトのサブタイプをビークルからクリーチャーに変更し(これにより、他のビークルの搭乗員として使用可能になります)、さらに+1/+1カウンターを2個追加してスタッツを強化します。
2 月 14 日より『Magic: The Gathering – Aetherdrift』が店頭に並ぶと、これらのカードやその他多くのカードが実際に動いているのを見ることができます 。
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