マルーン5のフロントマン、アダム・レヴィーンのセクスティングが先日、妻とは到底言えない女性にリークされました。これほど気まずいほどセクシーな内容が、世界有数のブランドによるソーシャルメディアマーケティングに利用されるはずがないと思われていたなら、まさかそんなことはあり得ません。そう、レヴィーンのメッセージは、ほんの数日で、ちょっとした面白いミームから、過剰な広告へと変貌を遂げたのです。
43歳の歌手レヴィーンのセクスティングが今週話題になったのは、23歳のヴィクトリアズ・シークレット・モデル、サムナー・ストローとの不倫疑惑(レヴィーンはこの不倫を否定している)に関するわいせつな詳細だけが理由ではない。レヴィーンのセクスティングが話題になったのは、16歳の少年が感情を伝えようとするような、ありふれた、しかしセクシーなやり方で、あまりにもぎこちなかったからだ。
流出したスクリーンショットによると、レヴィンはあるやり取りの中で「マジかよ。マジかよ。そのためなら何でもする」と書いていた。
健全なブランドは、どうやってこれをソーシャルメディア広告に活用するのでしょうか? 性欲の対象を商品に置き換えるのです。ベルビータのマカロニ&チーズ、アックスのボディスプレー、ジミー・ジョンズのピクルスをホワイトソースに浸したものなど、何でも構いません。お腹は空いていますか? 性欲は? どちらでもない? そう思いました。

こうしたソーシャルメディアアカウントの背後にいる多くのブランドマネージャーにとって、最初の仕事は「fuck」という言葉を無害なものに変えることでした。そして、彼らはブランドイメージに合致した検閲を行ったことで、さらに評価を高めたようです。Velveetaの場合は「fuck」を「fork」に、Oscar Mayerのウィンナーの場合は「frank」に書き換えたのです。
イメージは掴めたでしょうか?スライドショーをクリックして、もっと見ることができますよ。もしそういうのがお好きなら。アダム・レヴィーンのセックスライフを見ても、バッファロー・ワイルド・ウィングスが食べたくなるほどではありません。でも、世の中は様々な種類のものがあってこそ成り立っているんです。それから、胃の弱い方はクリックしないほうがいいかもしれませんので、あらかじめお断りしておきます。