FacebookはSnapchatの特徴的な機能をいくつか模倣した後、正式に消えるメッセージ機能を自社プラットフォームに導入するようです。Facebookによると、本日現在、Messengerの「消えるモード」は米国および「ごく一部の」国で利用可能で、同じ機能がInstagramにもまもなく導入される予定です。
同社が本日のブログ投稿で説明したように、この新機能の仕組みは非常にシンプルです。既存のチャットスレッドの画面を上にスワイプすると、そのスレッドが「消えるモード」になります。つまり、送信者からのメッセージは、一度表示されるか、チャットが終了すると消えます。ただし、受信者が消えるモードを有効にしていない場合、その会話はそのまま残ります。一方が消えるモードのユーザーが送信したメッセージのスクリーンショットを撮ると、そのユーザーに通知が届きます。
Facebookの投稿によると、同社はInstagramユーザーとMessengerユーザーが新機能の使い方を「確実に理解」できるようにしたいとのことです。どちらのユーザーも最初に上にスワイプすると、上記の一部を説明する画面が表示されます。また、これらのメッセージは、必要に応じて、表示されてから最大1時間以内であれば報告できることも記載されています。
ここでいくつか触れておきたい点があります。まず、この新機能は1対1のチャットでのみ利用可能で、グループ会話には対応していません。また、Instagramは数ヶ月前からInstagramとMessengerの機能の一部を統合し始めていますが、ユーザーがこれらの消えるチャットに参加できるのは、会話相手が両方ともMessenger、または両方ともInstagramを利用している場合のみです。

消えるモードは、Facebook製品における一時的なメッセージ機能の導入に向けた取り組みの一環です。今月初め、同じくFacebook傘下のWhatsAppは、ユーザーが7日後にメッセージを自動的に削除できるように近々設定できるようになると発表しました。
もちろん、Facebook 製品でのメッセージングのプライバシーを確保する最善の方法は、そもそも参加しないことであり、次善の策は、既存のプロフィールをできるだけ早く削除することです。