来週にはマジック:ザ・ギャザリングの次期大型セット「 Edge of Eternities」の発売が迫っています が、ウィザーズ・オブ・ザ・コーストはサンディエゴ・コミコンに足を運び、次なる大型クロスオーバー作品「スパイダーマン」を披露しました。このセットの見どころを初めて垣間見た時、スパイダーバースを舞台にした新カードの数々、そしてもちろん、スパイダーセンスを刺激するコミックブック風の素敵なバリエーションカードもいくつかありました。
スパイダーマンにおいて、仲間や敵の秘密の正体や別人格が数多く存在することを考えれば、変身カードがゲームの主役となるのは当然と言えるでしょう 。セットに含まれる全てのスパイダーヒーローが変身できるわけではないようですが、ピーター・パーカー、マイルズ・モラレス、グウェン・ステイシーといった主要キャラクターは、一般人の姿とヒーローの姿を切り替えられます。もう一つの定番メカニズムは?スパイダー・トークンの召喚です。これは多くのスパイダーヒーローの起源を想起させる可愛らしいオマージュですが、マジックではピートとその仲間たちをスパイダーマンへと変身させるというよりは、スパイダーマンそのものへと変貌させるものです。
これらの新カードのおかげで、このセットにやってくる新しいメカニズムの一つがウェブ・スリングですが、これはメカニズムそのものというよりは、むしろフレイバーが新しいというものです。 マジックの過去(そして『Edge of Eternities 』でのワープの登場により現在 )の数多くの加速メカニズムを基盤とするウェブ・スリングは、プレイヤーがコントロールするタップ状態のクリーチャーを手札に戻すことで、カードのマナ・コストを軽減します。スパイダーマンが何か(この場合は戦場のクリーチャー)を使って速攻でアクションにジップラインで飛び込むようなものだと想像してみてください!つまり、機械的な速攻ではなく、比喩的な速攻です。
セットに登場する主要なヒーローとヴィランの紹介に加え、新たな公開では、さまざまなバリアントカードの仕様も披露されました。ただし、スパイダーマンは、過去の「Universes Beyond」カードを特徴づけてきた特徴的な三角形の枠を取り除いた初のクロスオーバーセットであるというちょっとしたひねりがあり、 マジックのクロスオーバー体験とオリジナルセットとの融合をさらに深めています。スパイダーマンのバリアント仕様 には、もちろん、様式化されたウェブの枠やコミックのパネルにインスパイアされた別イラストが含まれますが、数十年にわたるマーベルコミックのアートワークを活用した特別なコミックアートのバリアントも含まれます。場合によっては、カードを象徴的なコミックの表紙に変えたり、ルールテキストをフロントページの見開きにしたりします。
マジック:ザ・ギャザリングのスパイダーマンセットは 9 月 26 日より発売開始です。SDCC で公開されたさらに多くのカードを以下でチェックしてください。
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