マット・リーヴス監督の『ザ・バットマン』が2022年に公開されて以来、DCファンは待望の続編の公開延期に嘆き、自責の念に駆られ、拳を天に突き上げている。そして今、ブルース・ウェイン役のロバート・パティンソン本人もファンの気持ちに応え、年を取る前にマントとフードを身にまといたいと語っている。
ポン・ジュノ監督『ミッキー17』のプレスツアー中、パティンソンと共演者のナオミ・アッキーは、ヒーロー誌のインタビューで、映画ファンがより奇妙な映画をどのように受け入れているかについて語り合った。会話の中で、アッキーはパティンソンが「近いうちにまたバットマン役を演じる」かどうか尋ねた。周知の通り、『バットマン PART2』は当初2025年10月の公開が予定されていたが、その後2026年10月に延期され、最近では2027年10月の公開が決定している。
「そう願ってるよ」とパティンソンは言った。「最初は若いバットマンだったけど、続編ではすっかり年老いたバットマンになる予定なんだ」
アッキーがパティンソンが38歳だからといって年寄りとは言えないと指摘すると、パティンソンはブルース・ウェインらしいやり方で、同じように返答した。生物学的年齢検査を受けたことがないにもかかわらず、パティンソンは健康になったため、生物学的年齢が「少しだけ下がった」と語っていた。
「心の中では若くしているつもりだけど、もし若く見せたら『ふーん、あなたの生物学的年齢は80歳くらいですね』なんて言われたら、知りたくない。仕事中は何も食べられない。調味料さえも、コショウもだめ」とパティンソンは付け加えた。「5ヶ月くらいサーモンとアボカドしか食べなかった。実際、記憶力が良くなった。本当にそうだった」

ヴァラエティ誌の最近のインタビューで、パティンソンは『バットマン PART II』について前向きな近況を語り、本作は「とてもクール」で「とてもエキサイティング」なものになると約束した。唯一の注意点は、撮影開始は「年末」になる可能性が高いということだ。
いずれにせよ、ファンはHBOのスピンオフシリーズ『ザ・ペンギン』でバットマンの面白さを堪能している。コリン・ファレル主演。ファレルは悪役の演技でゴールデングローブ賞を受賞したにもかかわらず、『ザ・ペンギン』のシーズン2は制作せず、『ザ・バットマンII』でオズの物語を続けたいと考えている。
「あの8時間で、みんなリングに残してきたんだ。いわゆる成功だからといって、もう一度やり直さなきゃいけないなんて、大多数の人が感じているような薄められたものになってしまうのは嫌だ。だから、急いでいるわけじゃない」とファレルはバラエティ誌に語った。「特にやりたいって思ってないんだ…もちろん、マット・リーヴスの映画の世界とパラレルに繋がるようなものを彼らが考えてくれて、それがいいアイデアなら、やってもいいけど。でも、別に気にしてないよ」
『バットマン パートII』が予定通り公開され、さらなる延期に至らなければ(木をたたきながら)、DCファンは、パティンソン演じるまだ年老いていないバットマンがファレル演じるオズ・コブを人道に対する罪で打ちのめすのをようやく見ることができ、満足感を得られるはずだ。
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