ゲーマーの50%が女性だということをご存知でしたか?しかし、彼女たちはただのゲーマーではなく、カジュアルゲーマーです。そのため、Acerは女性専用のノートパソコンを開発するべきだと考えているようです。少なくとも、IFAの記者会見でそう説明されました。そのメッセージと発表内容は、少々肩透かしを食らうほどでしたが、Nitro V 14を見た時、私はAcerを信用することにしました。しかし、それは間違いでした。

誤解しないでください。Acerの低価格エントリーレベルのゲーミングノートPC、Nitroシリーズの中で、V 14はまさに驚異的です。頑丈な真っ白なプラスチック筐体に、AcerのハイエンドゲーミングノートPC、Predatorシリーズと同じターコイズブルーの「N」があしらわれています。キーはターコイズブルーのバックライトで輝き、圧倒的な存在感を放ちます。このノートPC、きっと気に入るだろうと思っていたのですが、スペックを見て、ついに気に入りました。
Nitro V 14は出荷時に14.5インチディスプレイを搭載し、アスペクト比16:10、リフレッシュレート120Hz、応答速度3ミリ秒を実現しています。解像度は1920 x 1200パネルまたは2560 x 1600パネルから選択できます。さて、幸先の良いスタート、いや、素晴らしいスタートです。このシステムはMUXスイッチを搭載し、最大AMD Ryzen 7 8845HSプロセッサ、最大32GBのDDR5 RAM、最大2TBのPCIe Gen4 NVMe SSDを搭載可能です。どれも魅力的です。

でも、ディスクリートグラフィックスを見て、急に諦めました。このノートパソコンはNvidia GeForce RTX 4050 GPUまでしか搭載できないんです。Acerさん、はっきりさせておきましょう。つまり、女性は下位のGPUしか扱えないということですか?4060、ましてや4090のパワーは女性には無理だって?私は4歳からゲームをしていますが、スペック的には最低ランクしか提示されません。4050では大好きなHades IIはプレイ できますが、 Black Myth: Wukong、Cyberpunk 2077、その他私が知っていて大好きなGPUを大量に消費するゲームはプレイできません。Acerさん、どうか私を甘く見ないでください。
2024年のAcerですから、簡略化したマーケティングは避けましょう。特にプレスリリースでV14を「スタイリッシュで携帯性に優れたゲーミングノートPCを求めているゲーマー、学生、そしてプロフェッショナル」と宣伝している場合はなおさらです。迷ったら、LLPG(Ladies Love Powerful Graphics)を思い出すだけで十分です。