レゴがスター・ウォーズファンの財布を脅かしたのは、ほぼ10年前のことです 。ヤヴィンの戦い後の帝国軍の姿と同じく、レゴはデス・スターのジオラマをこれまで以上に巨大化して復活させます…しかも、価格だけでなくパーツ数も大幅に増加しています。
今朝、レゴはついに、完全武装・運用可能な最新デス・スターセット(ただし、完全に球形ではない)の設計図を公開しました。パーツ数は9,023個(2016年版セット(500ドルで販売)の2倍以上)で、これまでのレゴのデス・スター・ジオラマとは異なり、幅30インチ(約76cm)、奥行き10インチ(約25cm)の円盤型で再現されています。以前のセットと同様に、このデス・スターには、『新たなる希望』 と 『ジェダイの帰還』に登場する初代と2代目のデス・スターをモチーフにした小道具が満載です。
レゴでデス・スターを見る


おなじみのシーンとしては、もちろん、ゴミ圧縮機、レイア姫の拘置所、トラクター ビーム発電装置、帝国軍司令部の会議室、デス スターのメイン レーザーのバッテリー制御室、皇帝の玉座の間 (ルークとベイダーの戦いも再現) などがあります。


ダース・ベイダーのための小さな瞑想室( 『帝国の逆襲』のエグゼキューター号の瞑想室を模したもの)や、組み立て可能な帝国軍シャトルを備えたかなり大きな格納庫もあります。ジオラマ全体に張り巡らされ、各階を繋ぐエレベーターが複数設置されています。各エレベーターにはスライドドアが付いており(囚人の移送を偽装するのに最適です)、まるで囚人の移送を装うかのように、まさにうってつけです。
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それだけでなく、新しいデス・スターには、2016年のセットのほぼ2倍となる、38体ものミニフィギュアが含まれています。ベイダー、皇帝、ルーク、ハン(ストームトルーパーに変装した姿と通常の姿の両方、ルークの場合はジェダイの帰還の装備を着た3番目のバージョンの彼自身)、チューバッカ、3PO、レイアなどのアイコンに加えて、セットには、ジェダイ の帰還で皇帝の顧問の1人であるシム・アルー、新たなる希望の会議シーン のモッティ提督、タッグ将軍、ユラーレン提督 、さらにはレゴスターウォーズゲームのイースターエッグからインスピレーションを得たホットタブトルーパーなど、ディープカットも含まれています。ディスプレイベースには、最初のデス・スターの建造で重要な役割を果たしたオーソン・クレニックとゲイレン・アーソを表すローグ・ワンのフィギュアが2体あります。


確かにどれも非常に素晴らしい出来栄えですが、 スター・ウォーズファンは、ここでの物議を醸す決定のいくつかにきっと驚くでしょう。まず第一に、もちろん価格です。新しいデス・スターはレゴ史上最も高価なセットとなり、なんと1,000ドルという驚異的な価格設定です。これは、2021年に発売されたUCS AT-ATウォーカーが前記録保持者だったのに対し、150ドルも高いのです(2017年のUCSミレニアム・ファルコンも850ドルで販売されていますが、AT-ATとミレニアム・ファルコンはどちらも当初800ドルで販売されていましたが、ここ数年で値上がりしています)。
モデル自体のフォーマットも問題です。よりフラットな(しかし適度な厚みは確保されている)形状は、過去のデス・スターの完全な球体よりもディスプレイしやすいかもしれません(それでも非常に巨大ではありますが)。しかし、パーツ数が前回の2倍以上であるにもかかわらず、ファンにこれまで以上に高額なセットを要求しているとなると、半球体や何らかの方法で完全に覆われたものではなく、「たった」円盤状であるという事実は、痛手となるでしょう。

新しい装備(そしてミニフィギュア)は、この衝撃を和らげてくれるでしょうか? 10月1日に発売されるUCSレゴ デス・スターで、その答えが分かります。ご予約はこちらから。
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