マーベルのミュータント満載の映画『デッドプール3』が7月に劇場公開されますが、素晴らしい作品になることは間違いありません。しかし、この大作がどれほど素晴らしいものになるとしても、トーマス・ケイリー監督の新作『アニマル・キングダム』が今年最高のミュータント映画になるのは間違いないでしょう。3月公開予定で、io9が最新予告編を独占公開しました。
この映画では、私たちの住む世界とよく似た世界で、謎の突然変異が起こり始めます。人間が様々な動物に姿を変え始めるのです。これはある女性に起こり、彼女が行方不明になると、夫と息子が彼女を追いかけます。信じてください、これはほんの始まりに過ぎません。さあ、独占最新予告編をご覧ください。皆さんもご存知のサイトからの引用もいくつか含まれています。
3月15日まで公開されないこの映画が、どうしてそんなに素晴らしいと確信できるのか、不思議に思われるかもしれません。実は、昨年ファンタスティック・ビースト・フェスティバルでこの映画を観て、絶賛したんです。だから予告編にあのセリフがあるんです。レビュー全文はリンク先で読めますが、ここでは少し抜粋をご紹介します。
『アニマル・キングダム』が普通の映画だったら、設定だけでストーリー全体を理解できたでしょう。人間が動物へと変異し始めた世界を描いた映画です。ですから当然、ほとんどの人間がミュータントを憎み、ひどい扱いをする中で、少数のミュータントが人々の考えを変えていく様子が描かれるはずです。エンドロール。そうでしょう?
ただし、『アニマル・キングダム』はありきたりな映画ではありません。素晴らしい映画であり、魔法のような映画であり、お馴染みでありながらも刺激的な設定を、非常に繊細な方法で探求しています。期待通りの要素は確かに存在しますが、それはあくまでも周辺的なものであり、ある家族がこの壮大な地球規模の変化にどう立ち向かうのかという核となる物語の周辺に過ぎません。その結果、信じられないほど感情豊かで高揚感に溢れ、よくできた映画が誕生しました。劇場を出てからも長く心に残るでしょう。
そしてこちらが公式ポスターです。

トーマス・ケイリーが共同脚本・監督を務めた『アニマル・キングダム』は、3月15日に劇場とVODで公開されます。ロマン・デュリス、ポール・キルヒャー、アデル・エグザルコプロスが出演しています。予告編はいかがでしたか?
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