AppleのAirPods Maxは耳の上に装着でき、価格もAppleらしい

AppleのAirPods Maxは耳の上に装着でき、価格もAppleらしい

世界で最も多くのヘッドフォンを製造しているメーカーの一つであるApple(長年にわたりiPhoneに同梱されてきたイヤホンの数を考えてみてください)が、独自のオーバーイヤー型ヘッドフォンをリリースするのにこれほど時間がかかったのは驚きです。本日、Appleはひっそりと新型AirPods Maxヘッドフォンを発表しましたが、その価格は競合他社を圧倒するほどのものでした。

2014年当時、AppleがBeats by Dreを30億ドルで買収した理由の少なくとも一部は(Apple Musicストリーミングサービスの基盤構築に加えて)、同社の絶大な人気を誇るBeatsヘッドフォンをApple専用製品としてリブランドするためだと推測されていました。しかし、これは実現しませんでした。2016年にAirPods、そして数年後にAirPods Proという初の完全ワイヤレスイヤホンをリリースした後、Appleが音楽ストリーミングサービスでBeatsブランドから徐々に離れていく中で、オーバーイヤー型の代替品をリリースするのではないかと多くの人が疑問を抱いていました。

AirPods Max は虹のすべての色、少なくとも 5 色で入手できます。
AirPods Maxは虹色全色、少なくとも5色展開。画像:Apple

シルバー、スペースグレイ、スカイブルー、ピンク、グリーンの5色展開で、両側に「Apple設計の40mmダイナミックドライバー」を搭載したAirPods Maxは、通気性のあるメッシュで覆われたステンレススチール製のフレキシブルヘッドバンドを採用しています。Appleが「革新的なメカニズム」と呼ぶ、ストラップを左右のイヤーカップに接続する仕組みも備えています。これにより、AirPods Maxは装着者の頭の形にフィットし、低反発フォームクッションが耳をしっかりと包み込むとされています。

あなたは王冠を手に入れ、そしてあなたは王冠を手に入れ、そしてあなたは王冠を手に入れます...
王冠を手に入れ、王冠を手に入れ、そしてまた王冠を手に入れる…画像: Apple

ソニーやRazerのオーバーイヤーヘッドホンは、オーディオのストリーミングとペアリングにBluetooth接続のみに依存していますが、AirPods MaxはAppleのワイヤレスH1チップを採用しているため、Appleデバイスとのペアリングはシームレスです。また、左右のイヤーカップに搭載されたタッチセンサーパッドは、タップや指のスワイプで音量や再生音を調整できますが、AirPods MaxはApple Watchのデジタルクラウンを採用しています。これにより、音量調整やその他のショートカットへの素早いアクセスが、より正確かつ機械的に行えるようになります。

バッテリー寿命は、AirPods Max のすべての機能を有効にした状態で約 20 時間と評価されています。これには、両側の外向きのマイク 3 つと外耳道に入る音を聴くマイク 1 つで駆動するアクティブ ノイズ キャンセリング、再生中のサウンドをモニタリングして最適なミックスになるように高音域の低音と中音を調整するアダプティブ EQ、ヘッドフォン内部のジャイロスコープと加速度計を活用し、頭を動かすと周囲の音を正確に再配置し、臨場感あふれるサラウンド サウンドのような体験を実現する空間オーディオが含まれます。

付属のAirPods Maxソフトケースはあまり保護力がないように見えます。
AirPods Maxに付属のソフトケースは、あまり保護力がないように見えます。画像:Apple

AirPods Maxには、バッテリー寿命を節約するためにヘッドフォンを低電力スリープモードにする、カラーマッチしたソフトスマートケースが付属していますが、ソニーなどの企業が付属しているヘッドフォンケースとは異なり、Appleの新しいオーバーイヤーヘッドフォンはソフトケースで完全に保護されていないようです。

https://gizmodo.com/sony-has-practically-perfected-noise-canceling-wireless-1844619537

その他の機能としては、2組のAirPodsヘッドホン(おそらくイヤホンも含む)でストリーミングを共有できるオーディオ共有機能、着信時に自動的にiPhoneに切り替わる自動デバイス切り替え機能、そしてもちろんSiriによるフル操作性などが挙げられます。AirPods Maxは本日予約受付を開始し、12月15日から出荷開始となりますが、業界をリードするアクティブノイズキャンセリング機能を搭載したソニーのWH-1000XM4ヘッドホンが200ドルも安いことを考えると、550ドルという価格は購入をためらうでしょう。

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