『教皇のエクソシスト』は典型的なエクソシズム映画とは似ていない

『教皇のエクソシスト』は典型的なエクソシズム映画とは似ていない

人生には、避けられないことがいくつかある。死。税金。そしてハリウッドが無数の、ほとんど区別がつかないほどの悪魔祓い映画を制作していること。毎年のように2、3本は作られるが、たとえ良い作品であっても、どれも似たり寄ったりなので、興奮するのは難しい。だから「教皇のエクソシスト」なんてタイトルを見て、うんざりするのも無理はない。そう、また悪魔に取り憑かれた子供と戦う司祭の話か。しかし、予告編を見た後では、少なくともこの映画は他とは違うことをしようとしているように思え、私たちは興味をそそられる。

ジュリアス・エイヴリー(『オーバーロード』)監督、バチカン主任エクソシスト、ガブリエーレ・アモルト神父の実録に基づいた『教皇のエクソシスト』。ラッセル・クロウがアモルト神父役で主演を務めます。ご覧の通り、神父は時折、こうした憑依は家の外で処理した方が良いと考えているようです。予告編をご覧ください。

なかなか良い予告編だ。少なくとも他の悪魔祓い映画とは一線を画そうとしているように感じるのは、物語のリアリティではなく、その周りのプロットにある。まるでインディ・ジョーンズやダ・ヴィンチ・コード風のミステリーを軸に、クロウ演じる主人公が憑依の謎を解こうとする物語のようだ。実際の「悪魔祓い」シーンはほとんど見られない。むしろ、この悪夢のような状況に対処し、その原因を解明していくことが描かれている。これが映画のリアリティなのか、それとも私たちは騙されているのか?真相は分からないが、努力は感じられる。

さらに、予告編を見ると、クロウ自身が憑依されて、もしかしたら悪魔の玉座に座るかもしれないような雰囲気が漂ってきます。それが現実か夢かはさておき、ちょっとした面白い展開ですね。つまり、『教皇のエクソシスト』の予告編は期待に応え、私たちの興味を掻き立てたということです。皆さんはどう思いますか?

『教皇のエクソシスト』は4月14日に劇場で公開されます。こちらがそのかっこいいポスターです。

画像: ソニー・ピクチャーズ
画像: ソニー・ピクチャーズ

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