Amazonの次世代Fire TVストリーミングスティックはより高速になるが、消費電力はより少なくなる

Amazonの次世代Fire TVストリーミングスティックはより高速になるが、消費電力はより少なくなる

Amazonの年次製品・サービス発表イベントでは、Alexa対応の最新ガジェットが次々と発表され、目まぐるしい展開を見せます。しかし、ますます熾烈なストリーミング競争に巻き込まれるテクノロジー大手にとって、サービス分野はますます重要な焦点となりつつあるため、AmazonがFire TVの新製品をいくつか発表するのはほぼ間違いないでしょう。

予想通り、Amazonは本日、新しいストリーミングハードウェアと、ユーザープロファイル機能を備えた刷新されたFire TVエクスペリエンスを発表しました。イベント前に噂されていた通り、Amazonはストリーミングデバイスのラインナップに新しいFire TV Stick Liteを追加しました。30ドルのLiteは、HDRストリーミング、リモコンからのAlexa対応音声コマンドに対応し、従来のFire TV Stickよりも50%パワフルになっているとAmazonは述べています。

https://theinventory.com/best-amazon-prime-day-deals-1843692264

画像: Amazon
画像: Amazon

一方、HDRストリーミングとドルビーアトモスに対応した次世代Fire TV Stickは、40ドルで販売されます。Amazonによると、この新型スティックは1.7GHzクアッドコアプロセッサを搭載し、従来世代のストリーミングデバイスよりもはるかにパワフルでありながら、消費電力は50%削減されているとのことです。従来世代のFire TV Stickと同様に、テレビ、サウンドバー、レシーバーを操作できるAlexa対応リモコンが付属します。

Fire TVエクスペリエンスについては、今年後半に刷新されたバージョンがリリースされる予定です。ユーザープロフィール機能に加え、好みのストリーミングサービスを簡単に呼び出せるパーソナライズされたメインメニューが提供されます。新しいエクスペリエンスでは最大6つのユーザープロフィールがサポートされ、Alexaの音声コマンドを使ってアカウントの切り替えなども簡単に行えます。

Fire TVの今回のメジャーアップデートにより、ユーザーはFire TVキューブ(遠距離音声コントロールと内蔵スピーカーを搭載)を使ってAlexaとビデオ通話できるようになります。Amazonによると、ビデオ通話は当初Alexaのみに対応しますが、Zoomなどのサービスは「今後追加していく」とのことです。

Tagged: