今年は、LGのキュートなCineBeam QubeからNebula Mars 3まで、ポータブルプロジェクターの台頭が目立ちました。100インチ以上のスクリーンで、いつでも映画を楽しめるのは、紛れもなく魅力的です。手頃な価格のテレビで知られるTCLが、初のポータブルプロジェクターを発売します。
TCLプロジェクターA1は、1080p対応の屋内・屋外対応フロントプロジェクターで、壁面スペースがあれば45~120インチのスクリーンを投影できます。360ISOルーメンの明るさは、日が沈んでも十分な明るさを確保できます。HDMI入力も搭載しているので、ゲーム機を接続して、ガレージや書斎の壁にマリオカートを投影して楽しむこともできます。
TCLプロジェクターA1は、500ドルという価格で、テレビの代替として十分な価値を提供します。Google TVを内蔵し、Wi-Fiに接続していれば、お気に入りのコンテンツをすべてストリーミングできます。さらに、ワンタッチ自動キーストーン補正とオートフォーカス機能を備えているため、画面を手動で調整して鮮明で完璧な長方形の映像を得る手間が省けます。

デッキでマンデーナイトフットボールを観ていない時は、A1は音楽を聴くためのポータブルBluetoothスピーカーとしても使えます。ビートに合わせて光るLEDライトアレイも搭載しています。お気に入りのポータブルスピーカーの代わりになるわけではありませんが、いざという時に便利な選択肢となるでしょう。
重さはわずか6ポンド弱で、小型クーラーボックスのようなプロジェクターA1は、場所を取らず、小さなハンドルが付いているので持ち運びにも便利です。持ち運びに便利ですが、完全にワイヤレスではないため、コンセントが届く範囲内で使用してください。電源に接続せずに数時間使えるものをお探しなら、Nebula CapsuleまたはKodak Luma 150 Miniをご検討ください。
TCLプロジェクターA1は現在500ドルで発売予定です(製品ページがまだ更新されていない場合は、再度ご確認ください)。価格は魅力的ですが、画質、明るさ、音質がより高価な製品に匹敵するかどうか、実際に動作を見て確認しておきたいところです。TCLはテレビに関しては価格と品質の絶妙なバランスを見出せるので、低価格テレビメーカーであるこの企業が低価格プロジェクターメーカーとしてどのような成果を上げているのか、非常に興味深いところです。