アレックス・ガーランド監督の『Men』の予告編はめちゃくちゃ

アレックス・ガーランド監督の『Men』の予告編はめちゃくちゃ

アレックス・ガーランドは、SF映画界で瞬く間に注目を集める名匠の一人です。『エクス・マキナ』、『アナイアレイション』、『デヴス』、『28日後…』、『わたしを離さないで』、『ジャッジ・ドレッド』など、近年のSF映画の中でも屈指の傑作を数多く手がけてきました。最新作『メン』は5月20日公開。一見すると彼にとって新たな出発点のように思えるかもしれませんが、前述の作品に劣らず強烈なインパクトを残す作品となることは間違いありません。

ガーランドが脚本・監督を務めた『Men』では、アカデミー賞ノミネートのジェシー・バックリー(『I'm Thinking of Ending Things』)が、人生で起きた恐ろしい出来事から逃れたい女性ハーパー役を演じます。彼女は傷を癒すためにイギリスの田舎へ向かいますが、そこで何かが彼女をストーキングしていることに気づき始めます。以前のティーザーでは、その生き物の正体は謎に包まれていましたが、今回の新しい予告編では少し明らかになり、物語が進むにつれて疑問が湧いてきます。『Men』の不穏な予告編をご覧ください。

ロリー・キニア(『ブラック・ミラー』、『ノー・タイム・トゥ・ダイ』)は複数の役を演じているようですが、どれもハーパーに優しくありません。ハーパーが何か悪いことをした可能性は十分にありますが、それが何であれ、この予告編で起こっていることは、彼女に相応しいことではないはずです。

では、Menでは何が起こっているのでしょうか?この新しいポスターがその答えを見つけてくれるかもしれません。

画像: A24
画像: A24

キニアの顔にタイトルが刻まれた、あの大胆で不気味なイメージは、まさに「男たち」という言葉を想起させる。そして、その言葉に気づいたなら、ガーランドが、特にセクハラやおそらくそれ以上にひどい形で女性に向けられた有害な男らしさの恐ろしさを象徴する、精巧な物語を作り上げていることは間違いないだろう。この映画は男性も女性も同じように心を乱すだろうが、その感じ方はそれぞれ違うだろう、という印象を受ける。もしそれがこの映画のテーマだとしたら。これはあくまで推測に過ぎない。

5月20日に映画『メン』が劇場で公開されれば、すぐに分かるだろう。


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