ソニーのウェアラブルエアコンがついに登場。夏の暑さを和らげる

ソニーのウェアラブルエアコンがついに登場。夏の暑さを和らげる

ソニーのウェアラブルパーソナルエアコンは、2020年の東京オリンピックに合わせて発売される予定で昨年の夏に初めて発表されましたが、ついに販売開始となり、猛烈な太陽と進行中のパンデミックに立ち向かうためにたまに外に出るときに、夏の暑さ対策に役立ちます。

Sony Reon Pocket は、首のすぐ下の背中の真ん中にデバイスを固定する特別な T シャツと一緒に使用し、Apple Magic Mouse と似た外観をしており、ペルチェ効果を利用してヒート ポンプとして機能し、暑い日に着用者の体温を華氏 23 度も下げるのに役立ちます。

写真: ソニー
写真: ソニー

Reon Pocketの背中に当たる面は、小型ファンが体から熱を排出するため、触っても涼しく感じられます。iOSおよびAndroidデバイス用の専用モバイルアプリを使えば、必要に応じて手動で温度調整できるだけでなく、自動モードに設定することも可能です。自動モードは、温度センサーとモーションセンサーで着用者の行動や気分を検知し、適切な冷却モードに調整することで、快適な温度を維持します。

このデバイスは冬の寒い時期でも使用でき、逆方向に機能して着用者の体温を最大14度(華氏)上げることができます。しかし、天候に関わらず、Reon Pocketは一日中使えるソリューションではありません。コンパクトなサイズのため、内蔵バッテリーの駆動時間は使用状況にもよりますが、約2~4時間しか快適に使用できません。また、再び装着できるようになるまで約2時間充電する必要があります。

https://www.youtube.com/watch?v=C56zONHJryk

昨年夏、ソニーはReon Pocketの発売時に2つのバージョンを約束していました。1つは完全に手動操作のLiteバージョン、もう1つは付属のモバイルアプリから操作できる追加の自動機能を備えたStandardバージョンです。それから1年後、市場に登場したのはより精巧なバージョンのみのようです。ソニーのオンラインストアでは約120ドル、Amazon Japanでは現在約160ドルで販売されています。Tシャツホルダーは1枚約20ドルです。

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