レゴとイケアの初のコラボレーションは、組み立てが一切不要で、神と人間の法に反する行為である

レゴとイケアの初のコラボレーションは、組み立てが一切不要で、神と人間の法に反する行為である

顧客が自分で組み立てる製品を販売することで知られるイケアとレゴは、2年前に初めて予告した共同開発の成果をついに公開した。しかし、紛らわしいことに、それは巨大なモジュールブロックで組み立てられた家具ではなく、レゴと互換性のあるスタッドで装飾されたプラスチック製の収納ボックスのコレクションだった。

「BYGGLEK」として知られるこのコレクションは、すでにドイツやヨーロッパ諸国のイケアで見かけられているが、イケアとレゴは本日、これが子供の創造的な遊びにも組み込めるおもちゃの収納ソリューションであることを公式に発表した。10月1日から北米とヨーロッパのほとんどのイケアで正式に発売され、2020年後半にはより広く発売される予定の「BYGGLEK」コレクションは、15ドルの蓋付き大型ボックス、13ドルの小型ボックス、そして10ドルのさらに小型の収納ボックス3個パックで構成されている。このコラボレーションには、15ドルのイケア限定レゴブロックセットも含まれているが、イケアの家具コレクションの象徴的な作品を再現しているわけではないようだ。

画像: イケア
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各ボックスの蓋にはスタッドが埋め込まれており、子供たちはその上にレゴブロックを積み上げることができます。また、コンテナの周囲のくぼみにレゴの窓を取り付けることで、BYGGLEK ブロックを小さな家に変身させることができます。可愛らしい製品ですが、このコラボレーションによる最初の製品は少々期待外れでした。少なくとも一人の子供がいる家庭は、優れたレゴ収納ソリューションを常に必要としています。この2社が協力すれば、完璧なレゴコンテナを開発できたかもしれません。すぐに思い浮かぶのは、内部に整理されたコンパートメントがあり、何千個ものレゴブロックを収納できる巨大なラバーメイドのようなコンテナで、スタッドで覆われた蓋にはレゴの街が丸ごと一つ作れるようなイメージです。

これらの新しい収納コンテナが、レゴとイケアのパートナーシップの終わりを意味しないことを願います。イケアのカタログをめくってみると、どのページにも、レゴのプラスチック製スタッドで覆えばもっと良くなる商品が並んでいます。ネジも工具も一切使わずにイケアのKALLAXシェルフを作れるところを想像してみてください。イケアとレゴが真の想像力を解き放てば、これほど多くの関係が救われるかもしれません。

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